遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

救いも未来もあるYouTubeチャンネルも存在するというお話

私はほぼ毎日小一時間ウォーキングをしますが、ワイヤレスイヤホンでYouTubeをよく聴きます。それも、動画を見なくてもいい時事ニュース解説・言論系チャンネルを聴きます(ネット右翼カルト保守系は除く)。

「デモクラシータイムズ」「ポリタスTV」「菅野完」「Arc Times」「哲学系ゆーちゅーばーじゅんちゃん」「かおりちゃん練る」「エアレボリューション」「深掘TV」「ドンマッツの反カルト思考チャンネル」「Hiro Ugaya 烏賀陽弘道」(「街録ch」も登場人物によっては面白い)などが配信する比較的長尺の動画を、小一時間のウォーキング中にしっかり全編聴きます。

田舎に住んでいますので、メインの道路は朝夕のラッシュ時以外は交通量は少なくて、歩道や遊歩道の幅が比較的ゆったりしていて比較的安全に歩けます。ですから、YouTubeで時事ネタやその論説などは歩くことによりスッキリしている脳に心地よく入り込んできて、いまの日本情勢をかなりの範囲で把握できます。

ネトウヨから見たら、私が聞いているチャンネルは「おまえはパヨクか?」と言われるようなものなんでしょうが、「その通り!」と答えるしかないような右派から見れば偏ったチャンネルです。

いまは暇な老人がYouTubeなどのSNSに感化されて簡単にネトウヨになってしまうそうですが、私は左派・左翼・リベラル・自由人に身を置いて50年以上になりますから、若い頃によく聴いていたラジオの深夜放送を聞く乗りでウォーキング中に動画を見なくても愉しめる「世直しチャンネル」を楽しんでいます。

2024年は、都知事選、裏金事件、総選挙、斎藤元彦事件など大きな社会問題が多かったので、時事ニュースを聞くためのウォーキングみたいなことになっていまして、歩行距離が例年以上に伸びた形になっています。
私のウォーキング用の再生リストには、先にあげたチャンネルが配信している動画を常にリストアップしていますので、「今日はこれを聴いて歩こう」みたいな毎日なのであります。

ということで、どうしようもない日本の世直しチャンネルが面白いのか?と問われれば確かに嘆かわしいのではありますが、それらのチャンネルに救いも未来もあるということを感じながらの日々なのでした。