遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「泥船維新」は万博とともに沈み、「裏金自民」の腐った尻尾は切除されます。

昨日、愛知県岡崎市の市議会議員選で日本維新の会の候補者3人が全員落選したそうです。

この選挙、37人の定員のところ54人が立候補しましたが、17人の落選者の中に維新の議員がすべて含まれていました。
《愛知県岡崎市議選は6日投開票され、新議員37人が決まった。当選者は現職26人、元職1人、新人10人。党派別は、立民1人、公明4人、共産2人、参政1人、無所属29人。投票率は53.46%。》

維新の凋落傾向は引き続き継続していて、実に素晴らしい傾向です。この傾向が総選挙にも影響が及ぶと、不快なハエが少しは駆除できるでしょう。

とりわけ大阪は不快なハエが多くて不快なことこの上ないのですが、10月27日を境に少しは清潔な暮らしが戻ってきそうな気がします。

ところで、大阪の最も不快なハエのひとり足立康史が政界を引退宣言しましたす。

維新の会から公認を拒絶されたようで、無所属で立候補するのかなと思っていましたが、きっぱり(かどうか?)と政治家を辞めるそうです。

みんなの党に所属したころは自民党には入れなかったを優秀な官僚だったのでしょうが、その後維新に入党し当選を重ねるに連れ、国会で「アホばか」発言を繰り返し目立つことだけを信条とした政治活動でした。

そもそも維新の会に足立が処分されたのは、音喜多駿の公選法違反の指摘と維新の会への注意喚起が不適当だとされたことによるもので、もともと優秀な足立に注意喚起された維新の会の幹部がやみくもに処分をしたことが原因でした。
《2024年4月の東京15区補欠選挙において、東京維新の会が候補者・金澤結衣の写真入りの機関紙を配布した事を紹介した音喜多駿参議院議員のX(旧Twitter)の投稿に対して、公職選挙法違反の疑いが浮上した。足立はこの問題について藤田文武幹事長に注意を促したが、理解を得られなかったため、自身のXで法的リスクを回避するよう注意喚起を行った。》

そういうことで、足立康史は維新という泥船から降りた形で政界を引退したようで、次の選挙での当選は困難だった可能性が高かったかもしれず、賢明な判断だったと思います。

一方、現在自民党に所属する腐臭が漂うことおびただしい元維新の会の杉田水脈が、裏金議員の他の候補者萩生田光一などとともに総選挙での自民党の公認を受けられない事態に陥ったようです。

これもまことに喜ばしいニュースで、紆余曲折はあったものの、新総裁に変わっていなければ実現しなかった事態でしょう。

萩生田は無所属で、強烈な対抗馬である立憲民主党有田芳生との一騎打ちに臨まなければならないことになり、痛快なことこの上ないのですが、杉田水脈は、百田の保守党や古巣の維新から立つかもしれませんね。

どちらにせよ、杉田水脈が国会に帰ってくることは許されないことですし、賢明な有権者も杉田に投票することはないと思われます。

ということで、総選挙を前に維新や自民の屋台骨が揺らいでいるようで、まずは、安普請の維新の方から崩れ落ちることが必至のような現況で、うれしいことであります。

 

維新の頃の杉田水脈