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あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

次期兵庫県知事選に前尼崎市長の稲村和美が立候補するようです!

11月の兵庫県知事選に立候補する予定の稲村和美候補

兵庫県議会から不信任決議を受けた斎藤元彦(46)が本日30日付で県知事を失職しました。

当初は斎藤知事が兵庫県議会を解散するのではないかと見られていましたが、斎藤知事は不信任決議を受けたのち議会解散も知事の辞職も選ばなかったため、10日の経過期間後、本日自動的に失職となりました。

次期知事選に関する動きがさっそく報じられ、前尼崎市長の稲村和美(51)が立候補する意向を固めたようです。

稲村はまだ51歳で、県議を2期8年、尼崎市長を3期12年務めた後いったん政界を引退していたようですが、支援する市民らでつくる政治団体緑の党?)による立候補の要請を受けて立候補に踏み切ったようです。

一方、共産党県委員会などでつくる政治団体も、尼崎医療生協病院長で医師の大沢芳清(61)を推薦する方針を決めているようです。

前回は斎藤元彦を推薦した自民党公明党、維新の会はまだ候補者の名を具体的にしていませんが、今回の失職の件で自・公と維新は袂を分かったはずですので、自・公候補vs維新候補vs稲村候補vs大沢候補vs斎藤元彦という5人による選挙戦になるのでしょうか。

稲村和美は、2022年にいったん政界を引退する際に、
「女性だから何かできない、苦労したという記憶はない。生活感が分かる女性政治家は即戦力」と強調。「将来の子どもたちに胸を張れる市政運営ができているか、常に自分に問うてきた」と振り返った。政界引退については「地方議員を経験し、市長という市民生活の最前線で仕事をやらせていただいた。これ以上はない」と笑顔を見せた。
今後は女性の政界進出の手助けにも尽力するとし、「女性はハードルどころかアドバンテージ(優位性)があるという気持ちで挑戦してほしい」と語った。》ようなのですが、もう一肌脱ぐつもりで自ら立候補の意思を固めたことのようです。

きのう投票があった兵庫県三田市会議員選では、立憲や共産党の議員が全員当選を決めましたが、維新は4人の立候補者のうち2人が落選しました。

万博や斎藤知事の不祥事などが原因で維新への逆風は留まるところを知りませんが、稲村候補には、立憲民主や社民やれいわの支持で当選してもらいたいと願っています。また、共産党も稲村に相乗りしてくれたら兵庫はリベラルな立派な知事が誕生するのではないかと期待させてくれます。