上の画像はありし日の維新の会の面々です。
左から、馬場維新の会代表、吉村大阪府知事、ひとり置いて、斎藤元彦兵庫県知事、増山誠兵庫県議、松井一郎です。
斎藤元彦が中央にいますので、3年前の兵庫県知事選の前後に撮られたものかと思われます。
現在、斎藤知事にかかるパワハラなどの告発文書の内容について審議する兵庫県の百条委員会は見事に機能しています。
斎藤知事とその周辺にいた「牛タン倶楽部」と称される片山副知事など4人組が、告発文書を発信した人物を探索したことが公益通報者保護法に違反することが周知されたところです。
百条委員会の講師に招かれて講演をした上智大学の奥山教授は、兵庫県幹部によるこの告発文書にかかるいわゆる「犯人捜し」の一連の動きは、公益社保護に違反しますとしたうえで、講演の後の質疑の中で「この百条委員会の立ち上げは歴史的な重大事です」と、兵庫県議会の英断を称えました。
この奥山教授や、次の日に講演をした公益通報の専門家の山口弁護士に一人食い下がって斎藤知事の擁護の姿勢を見せていたのが、上の写真にも写っている増山誠県議でした。
二人の講師は異口同音に、「兵庫県は公益社保護法に違反しています」と、きっぱりと知事やその取り巻きや維新の会の擁護派を切り捨てましたので、大阪地検特捜部は今後何らかの動きをするかもしれません。
さらに、告発者である元西播磨県民部長のAさんのPCを押収し、告発とは無関係のAさんのプライベートな情報公開していたのではないかという個人情報保護法違反や、そのことを利用した脅迫にも似た行為も、知事や牛タン倶楽部や維新の議員たちは今後問われることになり、場合によっては大きな裁判になるかもしれません。
これらのことを察知した大阪維新の会の吉村代表は斎藤知事と距離を取り始めていて、また、斎藤擁護に徹していた維新の兵庫県議も知事に辞職要求をする方針です。
斎藤知事のみならず、一時的な欲望や癇癪で前後不覚になって不祥事や事件を引き起こすのが、多くの維新の政治家だというのはよく知れたことですが、ここまで大問題になって多くの有権者の知れ渡ったことは過去になかったことですから、蛇蝎の如く維新が嫌いな身としては溜飲が下がる思いであります。
いまは「斎藤知事問題」「大阪万博IRの不手際と失敗」に端を発する支持率の急落や地方選挙での連戦連敗状態で、冒頭の微笑みをたたえている維新の幹部たちは泣きっ面に蜂のようになっています。
先日の和泉市市会選挙でも、3人の落選者のうち2人が維新から無所属に逃げた議員と新人の維新の議員でしたから、維新の凋落は続いています。
ということで、維新のような無知無恥無能集団に政治を任せると、大阪みたいに財政も自然も人心もズタズタになりますからお気を付けくださいませ。
〇維新関連の不祥事・事件、最新ニュース↓