遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

トヨタ博物館の名車でタイムトラベルしてきました

愛知県の長久手にある「トヨタ博物館」に行ってきました。

トヨタ車のみならず、東西の名車が展示されているので、前から行ってみたいと思っていた博物館でした。

子どもの頃はほとんど車が走らない田舎で育ちましたが、それでも1960年代(昭和35年~)ころからアスファルト舗装されだした幹線道路(わが田舎道)を内外の車が走り抜けていきました。

まだ車種が多くない時代でしたから、子どもだった私でもボディと車名をすぐリンクできましたので、いまだにそれらの車をよく憶えています。以下に示したこの博物館に展示されてるような名車たちが田舎道を疾走していました。

トヨタ-スポーツ800、2000GT、パブリカ、コロナ、クラウンなど ◆日産-フェアレディ、ブルーバード、セドリックなど ◆プリンス-スカイライン、グロリア ◆ホンダ-S500 ◆スバル-360 ◆日野-ルノー ◆いすず-ヒルマンミンクス ◆マツダー360クーペ ◆スズキ-キャロル ◆ポルシェ-356 ◆フォード-マスタング ◆MG

その他、上記以前のクラシックカーや、1950年代のレトロな欧州車から現代に至るまでのコレクションがこの博物館で私たちを待っていてくれます。

さすがに、ここは中国人などアジア圏からの観光客はあまり見かけなくて、比較的新しく車社会になった国の観光客にはあまり魅力的ではないようです。

欧米の車マニアは熱心に見学していて、館内のランチを摂った周囲のテーブルは、初老の西洋人が多くいました。

入場料は1200円、65歳以上の私は700円。博文津間の駐車場は無料でしたから、名古屋から下道で長久手まで走って、半日のレジャー費用はお安くあがりました。

ということで、トヨタは自社の車だけでなく、内外の名車をコレクションして展示して楽しませてくれているのでした。