遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

政治・社会問題の裏話が満載で今月もヤバくて面白い「3ジジ放談」でした!

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YouTubeで運営されている「デモクラシータイムズ」の

月に一度の人気企画「3ジジ放談」

今月も絶好調(舌好調)の御三方(平野貞夫佐高信早野透であります。

絶好調というか、怖いもの知らずというか、相変わらず相当過激な番組作りになっております。

政界や社会の裏話や下世話な話が実に面白くて楽しくて、地上波のテレビで流せば放送事故になり総務省から電波を停められると思います(笑)。

具体的な内容を書くのはやばいので、登場した人物たちの紹介にとどめたいと思います。

3ジジに批判され血祭りにあげられた対象は、登場順に以下のとおり。
佐藤優(←こんなのに騙される知識人)
菅義偉
創価学会
竹中平蔵
自民党
公明党
維新の会
森喜朗(←世界の恥さらしの面白い下ネタ話を披露してくれる)
オリンピック組織委員会(犯罪集団か?)
川渕三郎
菅首相親子
総務省
自民党と官僚とマスメディア
公邸に住まない菅首相
中曽根康弘
小泉純一郎
渡邉恒雄氏家齊一郎
NHK
中止がまだ決まらない東京オリパラ(天皇を利用するな)
不完全な野党の選挙協力(枝野が決断せよ)
立憲民主党の方向性
公明党創価学会の微妙な関係性(大阪都構想、プリンス遠山の失脚、学会の佐藤浩副会長の退任)
大阪府大阪市イカサマ政治(都構想の代わりの条例を制定)
二階幹事長
森田実創価学会べったりの政治評論家)
最後はまた菅義偉批判で締めくくられた

 

www.youtube.com

接待を受けた総務省官僚は去れ!接待をした東北新社もCS放送から追放だ!

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「ヴォーグ」の新年号の表紙を飾るは我らが大坂なおみ。これは日本の国民栄誉賞をもらうより稀有なことだと思う。素晴らしい。

いまや地球上の女性アスリートで最も稼ぐのが彼女。そしてこのたびは全豪オープンテニスに2回目の優勝を果たした。少し遅くなったが、おめでとう!アッパレ!

このお方、テニスに強いだけでなく、先般の森喜朗の女性蔑視発言についても批判のツイートをあげて拍手喝さいを受けた誇り高き日本人だ!

一方、総理の記者会見で偉そうに仕切っているのが、山田真貴子内閣広報官。彼女は大坂なおみの対極にいる、根性が貧しくて情けない日本人なのだ。何がどう情けないのかは以下に書き記す。

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山田真貴子は総務省出身で、安倍政権時代に当時の菅官房長官などの力で官邸に引っ張り上げられた官邸官僚だ。

昨秋、ニュースウオッチ9菅義偉が出演した時に、有馬キャスターの国民の側に立った質問に立腹した首相に代わって「首相は怒ってますよ」NHKに抗議の電話をしたのもこの山田だ。

総務省の官僚で、現在は総理官邸官僚の山田から電話をうけたNHKは情けないことに震えあがり「以後気をつけます」と、有馬キャスターの降板を早々と決めたようなのだ。

その泣く子も黙る総務省の官僚たちを、東北新社(子会社「囲碁将棋チャンネル」の取締役を菅の長男が務める)が、一回7万4千円の接待をしていたことがこのたび新たに判明した。

その新事実の中で、接待を受けた総務省幹部の13人の中に、件の山田真貴子内閣広報官も含まれていることも判明した。一回7万4千円の食事って、我が家なら夫婦で2か月間の食費に相当する。それほどの接待をしても、CS放送囲碁将棋チャンネル」をハイビジョン化しなくても認可してもらえたら、お安い交際費というものだ。

東北新社からすれば、「総務省のバカ官僚などちょろいもんだ。菅(長男)を前面に立たせて接待したら、喜んで認可をしてくれるのだからな、ハハハ」というようなところか。

櫻井翔(解散した「嵐」のメンバー)の父親としてもつとに有名な元総務事務次官桜井俊は、放送事業者との飲食は断固禁じていた立派な官僚だったそうだが、安倍政権でタガが緩みはじめた官僚組織は菅政権でタガは切れてしまったようだ、情けない。

年収数十億円の大坂なおみも、さすがに7万4千円のディナーは驚きの金額だと思うが、彼女は努力を重ねて自分の能力で年収を得ている。許認可権を持つだけで「タカってくる蠅」にエサをやるバカ官僚など揃って追放するべきだろうし、それを利用して世の中をかき乱す放送事業者のような輩も告発されるべき問題であろう。

これを疑獄と呼ばずに何と呼ぶのか。ちょうど予算審議のシーズンだ。野党の厳しい追及を今後とも期待する。

 

ファンは菅義偉総理長男の「囲碁将棋チャンネル」に代わるチャンネルの新規参入を願う

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東京大学医科学研究所でワクチンを開発している河岡ラボ。その開発過程のドキュメンタリーがNHK-BSで放送された。

ラボの責任者の河岡義裕教授は北海道大学獣医学部で学位を取られたお方。

獣医学が果たす役割は想像以上に広くて重要だということを再確認した。人間の感染症を予防するワクチンを開発する最先端で、獣医学博士が陣頭指揮を執っているのだ。いまや優秀な獣医学部は私たちの後になくてはならないものなのだ。

獣医学部」というと、加計学園を思い出す。加計学園獣医学部開設時の陰に、京都産業大学獣医学部の新設が排除されたという事実がある。加計学園獣医学部はどういった形で社会に貢献しているのだろうか。
https://digital.asahi.com/articles/ASL4F4H53L4FULFA00W.html

ところで、今般の菅義偉長男による総務省幹部接待問題は、東北新社の運営する囲碁将棋チャンネル」の認可更新に便宜をはかったのではないかという問題がある。

少し前、「囲碁将棋チャンネル」で独占的に放送している将棋のタイトル戦(王将戦)を見ていて奇しくも私が口に出したこと。

囲碁将棋チャンネル、なんか映りがぼんやりしている、ハイビジョンカメラに代えろよ」

その時には、今回の菅の長男の総務省幹部の接待問題とリンクしていなかった。

菅義偉の長男が取締役を務める囲碁将棋チャンネルは、CS放送の認可更新の条件の一つである「ハイビジョンで放送する」条件が整っていなかったようなのだ。それが絶対条件ではないものの、努力義務を怠っていても認可されたことが問題であり、国会で追及されている最中である。実際にハイビジョンが整っていないことで認可されなかったチャンネルもあったようで、これは獣医学部新設における加計学園京産大のケースと同じではないか。

私のような素人は、将棋タイトル戦の放送があまりクリアな画質でないことを「囲碁将棋チャンネル」がハイビジョンカメラを持っていないのかと思っていたのだが、放送そのものがいまだにハイビジョン放送ではなかったようなのだ。

NHKはいつからハイビジョン放送を行っているのか調べてみたら、ウィキペディアには以下のように書かれている。
《1982年(昭和57年)5月に、世界初のハイビジョン制作番組となる「日本の美」と「HDTVのためのいろいろなイメージ」の2番組を制作。この年の大晦日には「NHK紅白歌合戦」を初めてハイビジョン収録。この時は実験の名目で収録し、1989年の第40回からは本格的にハイビジョン収録へ移行し現在に至る。》

1964年ころから研究が開始され、上にあるように1982年には紅白歌合戦がハイビジョン放送だったとされ、本格的には1989年からの導入となったようだ。

囲碁将棋チャンネル」は、NHKの本放送から30年経ってもまだハイビジョンに移行できていないのだ。いまや4Kや8Kの時代だというのに。時代遅れの囲碁将棋チャンネル」はさっさと退陣願って、他のチャンネルが新規参入してもいいのではないだろうか。
とうことで、一部のタイトル戦を独占的に放送する「囲碁将棋チャンネル」には放送事業から去ってもらって、独占的でなくもっと安い料金でもっとクリアな画質の放送ができる囲碁や将棋を扱う新規参入チャンネルをわれわれ囲碁将棋ファンは待っている