今年すでに3回目になる南北首脳会談は、 「平壌共同宣言」に両首脳が署名し、軍事合意書にも署名した。
両首脳が会うたびに、朝鮮半島は平和に向けて少しずつ前進していて、隣国の日本にとっては歓迎すべき南北の平和外交である。
一歩ずつ階段を上っていくことを心得ているこの二人の首脳は、実に有能である。一国のあるじなのだから有能なのは当然だが、海峡のこちらの国のあるじがまるで無能なので、その差が悲しい。
日本の北の脅威に備えた軍備強化とそのための莫大な財政支出は、空振りに終わりそうだ。
そもそも北の脅威などなかったのに、アメリカの言いなりになって高い兵器や防衛システムを買うことになり、金に限りはあるものの金の使い方は底なしなところが今の政権の無能さを表している。
現政権が「外交」で、日本にとって何か有益なことをしたというなら、その収支を教えてほしい。税金返せ!