遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

万年筆ラミー・サファリ

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文房具好きで、使うよりそれを手に入れたいという傾向が少しだけある。なかでも筆記具にそそられる。ほとんど使っていないが、もらったり買ったりしたシャーペンが少なからずある。

万年筆は子供のころから時々買っていたし、少しは使っていた。セーラー、パイロット、プラチナなどの国産品は自分で買ったし、もらった安物のモンブランも少し使っていた。どれも管理が悪くてインクが出なくなったりして、やがてお払い箱いきになった。

さて、「Reライフ 人生充実」という朝日新聞の月曜日のコラム、24日のテーマは「万年筆はじめます」だった。万年筆の持ち方や特徴が、初心者向けに分かりやすく短く書かれていた。最後に、おすすめの万年筆を、文具コンサルタントが3本あげてくれた。

■安くて気軽に使えるラミーの「サファリ」。(2200円~、実勢価格、以下同様)
■「ずっと使える本格派」プラチナの「#3776 センチュリー」。(6500円~)
■幅広い場面で使いやすいパイロットの「キャップレス デシモ」。(11000円~)

で、画像はそのおすすめの一本、私のラミーサファリ。軸がスケルトンになっている。ペン先はEF(極細字)、ほかにF(細字)、M(中字)、B(太字)が用意されている。インクはカートリッジ式だが、別売りのコンバータ(500円~)につけ変えれば、ボトルインク(1000円~)が使える。私は、コンバータをつけてボトルインクを使用している。

このラミー、ペン先はステンレスだが、筆圧の高くない私にとってはとても相性が良く、なめらかにインクが出てすらすら書ける。以前、初心者向けペリカン万年筆(ペリカーノ;1500円~)を使っていたことがあるが、私にはサファリの方がずっと相性が良い。

手帳用筆記具程度で頻繁に使わないので「手に入れたい」群の文具になりそうなのだが、困ったことに、黄色い軸のB(太字)のサファリが欲しくなってきている。