遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

陽気に行こう/高石ともや

 
高石ともやとナターシャ・セブンのレコード・アルバムを何枚か持っていまして(107 SONG BOOKシリーズ)、
このような和製ブルーグラスなどを歌いながら大きくなりました。
「陽気に行こう」なのに哀愁もあって、でも元気も湧いてくるマジカルソングでありました。
高石ともやの歌詞も素朴でいいです、
いまの私は、iTunesでダウンロードしたものを楽しんでいます。
 
The Carter Family - Keep on the sunny side
http://www.youtube.com/watch?v=ZbmQQ4RfzVE
こちらは「陽気にゆこう」本家のカーターファミリーの"Keep On The Sunny Side"であります。
メイベルのかっ飛びギター伴奏に乗せてドライブする歌唱は、端正で美しいですなあ。
ブルーグラスのみならず、多くのギタリストに大きな影響を与えた奏法が、
この世界文化遺産とも言うべき「カーター・ファミリー・ピッキング」であります。
 
Mother Maybelle & The Carter Sisters - Keep On The Sunny Side
http://www.youtube.com/watch?v=3qEhj-rQSAU
晩年のメイベルは、娘たちとバンドを組んで歌っていました。
枯れた「カーター・ファミリー・ピッキング」奏法が一目瞭然の映像です。
 
Peasall Sisters "Keep On The Sunny Side" A.P.Carter song live
http://www.youtube.com/watch?v=JgZzQOWnvg0
このPeasall Sistersの"Keep On The Sunny Side"は、
わざと着崩したような瑞々しい歌唱法が、現代的で好感が持てます。
 
 
陽気に行こう (原題 Keep on the sunny side )
  作詞:高石ともや
 
喜びの朝もある 涙の夜もある 長い人生なら さあ陽気にゆこう
陽気にゆこう どんなときでも 陽気にゆこう
苦しいことは わかっているのさ さあ 陽気にゆこう
 
嵐吹き荒れても 望み奪われても 悲しみは通り過ぎゆく 陽も輝くだろう
(※繰り返し)
 
君を信じよう 僕を信じておくれ 救い主は生きている さあ陽気にゆこう
(※繰り返し)
 
美しい朝には 声をかけておくれ 僕も歌いながら 挨拶しよう
(※繰り返し)
 
恋はうれしいもの 別れはつらいもの 人生は長いもの 君は幸せもの
(※繰り返し)

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