遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

大人の上質インテリア

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大人の上質インテリア―47の実例からわかるセンスアップのコツ




近くに新規開店した書店を、散歩がてらに覗いてみる。


近頃はもっぱらネット書店で本を購入し、

書店を覗くことがめっきり少なくなった。


かつては、どこの街角であっても、本屋さんを見つけると入っていって、

どんなのが並んでいるかぐるっと店内を歩いたものである。


時間つぶしの選択肢で、まず頭に浮かぶのが書店での立ち読み。

長時間居ても気を使わない店だったら、疲れるまで見て回っていた。


本屋さんへ足を運ばなくなった理由は、

忙しくなったから、自宅に長く居たいから、体力が衰えたから、

ネットで情報を得る時間が多くなったから、

欲しい本が見つけにくいから、あるいは置いてないから、

などなどの理由。


かつて、購入したり立ち読みして、雑誌類から得ていた情報は、

いまやほとんどネットで得られる。

雑誌類の購入は、私の場合格段に少なくなった。




で、先の近所に開店した書店に話を戻す。


せっかく自宅近くに開店してくれた書店だから、

地域振興のために、できる限りそこで買ってあげようと思っている。


武谷牧子という作家の「テムズのあぶく」が見つかれば購入しようと、

さがしてみたが見つからず。


されば、スティーブン・ブースの「死と踊る乙女」海外文庫のコーナーでさがすが、

これも並んでおらず、仕方なく雑誌類を購入してしまった。



「大人の上質インテリア」、

上質だからお高いインテリアの紹介が多い。


我が家のリビングのTV台と、階段下の空間に置くキャビネットと、

自室の本棚(キャビネット)を、どんなのにしようかもう半年も悩んでいる。

それこそ、ネットでいろいろ見て回っているのだが、

コスト・パフォーマンスがいまひとつ掴めないでいる。


この本には、実際の住宅に配置された家具がたくさん紹介されていて、

インテリアとその配備の仕方が、いかような住宅でもお洒落にしてくれることが分かる。


我が家の不足している家具のイメージが湧いてきた。


巻末近くには、日本各地のインテリアショップの記事が、

作品の写真つきで紹介されていた。




かつて、書店にぶらっと入ったように、

しばらくは、街角でインテリア・ショップを見つけたら、

ぶらっと入ってみようかと思っている。


そんな時間は取りにくいし、家具屋さんの敷居は高そうなのだけど、

そんなことを思っている。