遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

プリーズ・プリーズ・ミー/ザ・ビートルズ

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プリーズ・プリーズ・ミー    ザ・ビートルズ




1966年6月29日、ビートルズが日本にやって来た!

あれから、40年の歳月が流れた。


来日時の騒動や彼らのインタビューや、

コンサートでの演奏曲目はここに詳しい。
                ↓
http://www.fsinet.or.jp/~magumi/BEATLES/japan/japandocument.html



それを記念して、ご紹介する1枚は、

デビュー・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」。

1962年の録音である。


「1962~1966(赤いベスト盤)」のジャケット写真は、

このアルバムの写真の別バージョンである。


   「プリーズ・プリーズ・ミー」
     曲目リスト
      1.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
      2.ミズリー
      3.アンナ
      4.チェインズ
      5.ボーイズ
      6.アスク・ミー・ホワイ
      7.プリーズ・プリーズ・ミー
      8.ラヴ・ミー・ドゥ
      9.P.S.アイ・ラヴ・ユー
      10.ベイビー・イッツ・ユー
      11.ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
      12.密の味
      13.ゼアズ・ア・プレイス
      14.ツイスト・アンド・シャウト



ほとんどワンテイクで10時間で録音した、スタジオ・ライブ盤である。


この真摯なジョンとポールの歌唱は、いかがであろうか。

彼らは真面目な20歳そこそこの若者たちだった。

真面目でないと、いつまでも人の心にサウンドは響かない。


女の子には目もくれず(嘘)、一心不乱に自分たちの音楽を創造していた。

それは、オリジナル曲でもカヴァー曲でも関係ないことであった。

表現者はそれでいい。


この創造的な30分あまりの出来事から、「歴史」が始まったのであった。