遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

兵庫の自民は評価できる→兵庫県知事には忖度すべき怖いバックがいないので...

斎藤兵庫県知事の「パワハラ・おねだり」にかかわる県幹部(渡瀬西播磨県民局長)の告発文書にかかる第4回調査特別委員会(以下、百条委員会)が、8月2日に開催され、斎藤知事の証人喚問を8月30日に実施することが決定されました。

また、百条委員会が県職員に行っているアンケートに、開始2日目の8月1日午後5時時点で3538件の回答があったことも報告されました。

このアンケートは職員約9700人を対象に、告発文書に記された7項目の疑惑について原則インターネットで回答を求めたもので、わずか1日で3500を超える回答があったことに驚きました。亡くなられた渡瀬局長の県職員への「正常化」を訴える祈りが通じた回答数なのではないでしょうか。

この国は人が亡くなってやっと重い腰を上げて調査を始めるという決まりでもあるようですが、それにしても、渡瀬さんの死を無駄にしたくないという思いが多くの県職員にあるようで、県議会にも維新を除いて同様の思いがあるようです。

一方で、来年度の兵庫県の職員採用予定者の筆記試験の辞退者が4割を超えたというニュースもあって、現在の兵庫県と県知事と県議会と県幹部の混乱と停滞は、日本国の首相と国会と官僚の混乱と停滞の縮図のように感じます。

ただし、ひとつ例外があり、兵庫県自民党は、百条委員会を見ている限りですが、県民のために県政を整え良い議会と県庁を再生しようとしているところが、永田町の自民党議員たちとは全く違うということです。

斎藤知事と彼の側近といわれるゴミのような県幹部(「4人組」とか「牛タン倶楽部」)が、県政にパワハラ・おねだり体質を作り出したことは告発文書がなかったとしても、県職員にとっては明らかな事実であったように思います。

知事と側近と維新の県会議員の狼藉(県職員がすでに2人自殺している)を調査することに、自民党も含めた議員が立ち上がったことはまことに素晴らしいことで、百条委員会の15人の委員のうち維新の会の3人を除く12人が同じ方向を向いていて、それはそれでとても爽快で痛快な思いであります。

斎藤知事に対する風当たりの強さは、記者会見の動画でも明らかであり、各社の記者が怯みのない忖度のない鋭い質問を何度も知事に投げかけています。

同じことを、国会や都庁や大阪府・市の記者会見でもやってくれないかと思うのは私だけではないでしょうが、国や東京や大阪が背負っているものと兵庫県ではその質量が違いすぎるということなんでしょう。

国や東京都大阪府のバックには、カルト集団(日本会議統一教会創価学会など)や無数の大企業やハイエナの群れのような中抜き業者(パソナ電通など)などが生息していて、チキンな大多数のメディアはその影におののいているようですから、情けないという思いの大きなため息が出てしまいます。

とまれ、兵庫県議会は維新の党以外は県政の正常化に向けて、緩くとも同じベクトルで動いてくれているようで、なんとも楽しい維新潰しの季節が到来しています。

 

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