ジャニーズ事務所の記者会見に関して、NHKのスクープです。
《ジャニー喜多川氏の性加害の問題をめぐりジャニーズ事務所が今月2日に記者会見を開いた際、事務所から会見の運営を任されていた会社側が、複数の記者やフリージャーナリストの名前や写真を載せて質問の指名をしないようにする「NGリスト」を会場に持参していたことが関係者への取材でわかりました。》
さもありなんの別に驚かないスクープですが、その顔写真付きの「NGリスト」に載っていた6人の記者の名を知りたいです。
望月衣塑子（東京新聞）や尾形聡彦（Arc Times）のほか、前回の記者会見でジャニーズという冠はヒトラーやスターリンと同等だと発言した本間龍（元博報堂のライター）や、新聞「赤旗」の女性記者、鈴木エイト、神保哲生（ビデオニュース・ドットコム）などでしょうか。
上の6人が「NGリスト」に載っていたのだとしたら、私なら顔写真は赤旗の記者だけでいいのですが、その赤旗の記者は会見の後半で指名されて質問機会を与えられていましたから、司会者は混乱していたのかもしれません。
ところで、あの「NGリスト」は誰がリークしたのでしょう。
NHKのテレビカメラは、主催者側スタッフの誰か（司会の松本和也か？）が脇に抱えている「NGリスト」を映していました。しかし、そのチラッと見えた「NGリスト」の全容がモザイク処理されてネットでは共有されていますので、会見が始まった頃には「NGリスト」の存在はすでに明らかで、NHKは「NGリスト」撮影班がいたのかもしれません。
まさか、会見の司会を務めた元NHKアナの松本和也が、事前に古巣のNHKにリークしたとかでしょうか。それは考えにくいかな。
いずれにせよ「NGリスト」が発覚したことで、記者会見のやり直しは必須になりました。残念ながら大人の世界はそう甘くないということが少年隊にはわかりましたので、次の記者会見は大きな会場を貸し切ってエンドレスでお願いしたいですね。
それにしても、「NGリスト」に名前が挙がった記者たちは、品性や能力の云々は差し置いたとしても（もちろん忖度レポーターや記者たちの品性・能力とは一線を画します）、少なくとも人権問題に真摯に取り組む信用しても良い立派な記者たちだということを、ここに確認したいと思います。だから名前を知りたいと思うわけであります。
