遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

わが家には一汁一菜でよいというのは良い提案なのでした。

上の画像は、我が家ではなく料理研究家土井善晴(65)の食卓です。彼のTwitterに貼り付けられていた画像で、多くのいいねがついていました。

初物の秋刀魚、1尾350円だったそうです。おいしそうですしおしゃれな配膳ですね。味噌汁と漬物だけで一食賄えそうです。

LINEで家族や知人にこの画像を送ったら、すでに初物を食べたという人たちも。

台湾ものの初物で400円だったという長女。きっと、2尾で一家4人の食事を賄ったと思います。

土井善晴のベストセラーに「一汁一菜でよいという提案」(グラフィック社)というのがあります。いまや新潮で文庫化されていて、わが町の図書館ではいまだに予約待ちになっています。以前、妻が借りていた折に、私もざっと目を通しました。

その続編「一汁一菜でよいと至るまで」(新潮新書)も好評のようです。

雨が続いて、皮が割れてしまったミニトマトがたくさんできてしまったわが家ですが、捨てるのももったいないので、昨日は私の提案で赤くなった貰い物の中玉トマトやナスや鶏のむね肉やピーマンなどと一緒にラタトゥイユにしました。

一度に食べきれませんでしたが、ラタトゥイユとパンやご飯だけでバランスの良いごちそうになり、まさに「一汁一菜でよいという提案」になりました。

ということで、伸び盛りがいない二人合わせて130歳のわが家には一汁一菜でよいというのは良い提案なのでした。

 

kokocara.pal-system.co.jp

 


www.youtube.com