昨夜、深夜の2時ごろだったか、寝ていて眠りが浅くなったタイミングでリビングから話し声が聞こえるような気がして恐る恐る覗いてみたら、消したはずのテレビがついたままになっていました。
リモコンを手に取って消そうとしたら、テレビ画面には気象庁の津波に関する緊急放送が「逃げて」の文字とともに流れていました。
トンガで大規模の海中噴火があり、深夜に日本に津波警報・注意報が出されていたのでした。
私は山に近いところに住んでいるので慌てることはなかったので、テレビを消してベッドの中で確認したTwitterでは、奄美大島に住む方が車で高台に避難する途中で渋滞にあってしまったという動画をアップされていました。そのまま、再び私は寝てしまいましたが、気象庁やメディアが、とにもかくにも「逃げて！」とテロップなどで呼びかけたのは大正解だったと思います。
外国人にも分かるように、せめて英語で避難を呼びかけるテロップも入れてほしかったと思いますが（英語テロップもあったかもしれませんが）、それはともかく海岸線にお住まいの方は、夜中にもかかわらず高台に避難されていたようでした。
さいわいにも一夜明けて、わが国では大きな災害にはいたらなかったと知りほっとしました。
妻は朝までこのニュースのことを知らなかったようでしたから、私たちはもしもの時には逃げられたのだろうかと朝から話していたのでした。
ついでに、小学校の高学年で社会の授業で担任の先生が教えてくれた「三陸のリアス式海岸」と「チリ沖地震」による津波被害の話を妻に聞かせていました。
先生に教わるまでその災害のことは知らなかったのですが、チリで発生した地震の影響で日本に津波被害があったことを知って驚いたことを覚えています。
上のウィキペディア記事によると、チリ地震は史上最大のマグニチュード9.5を記録したそうで、その地震津波で日本では142名の犠牲者と855名の負傷者と罹災世帯31,120の被害が出たようでした。いま確かめても、大きな被害に驚くばかりです。
今回のトンガ噴火の周辺被害状況はまだ明らかになっていませんが、海中ケーブルが切断されて通信が途絶え連絡が取れないトンガの被害状況が心配されます。
トンガの日本大使館の公式ツイッターには、日本中からお見舞いのメッセージが多く寄せられているようです。
トンガや周辺の島々の人たちの無事をお祈りいたします。
そしてきょうは あの阪神大震災から27年目の1月17日となります 黙祷
