遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

美術展に出品者するは女性ばかりか?男は何をしているのか?

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上の写真は10年前に撮ったの京都祇園の「一力茶屋」界隈です。

私は、スケッチではなく自分の写真をヒントに油彩を描くことも多く、上の写真も、いずれは絵画のモチーフに取り入れたいと思う1枚です。(以下の記事とは無関係の写真です)

きょうは、日曜画家としてはじめての公募展に出品するために、車を飛ばしました。

画竜点睛を欠いてはいけないと、ぎりぎりまで筆を入れたのですが、油彩作品ですので絵の具を乾かす時間が必要ですので、作品搬入日の2日前に仕方なく筆をおきました。

もう自分の出品作を見飽きてしまいました。年老いた自分の顔を見るような気持ちです(笑)。

審査委員の先生方におかれましては、作品に貼付した私の個人データを見て「おっ66歳の男性の作品か」とか「おお(近隣ではない)〇〇市からの出品か!」とか「やや、この公募展には初めての出品か」とか、作品の本質以外の諸状況を勘案いただいて「落選は勘弁してやろう」という温情をお願いいたしたく存じます。

作品受付会場までのエレベーターでご一緒だった二人のご婦人。ひとりの方は、日本画のような作品をお持ちだった。もう一人の方は、掛け軸の様なものをお持ちだったので日本画か書の出品者だと思いました。また手続きを終えた後、会場の外で出会った女性は、油彩のような作品をお持ちだった。

ということで、会場付近で出会った3人の私のライバルたちは、すべて女性で年齢も私とさほど離れていないということで、喜んでいいのかどうかわからなくなりました。年老いた男は何をしているのでしょうか。絵を描きなさい絵を。書でもいいけど。

ところで、私の車はナビが故障してしまい、きょうは妻の軽自動車で名神高速道路を走りました。私、軽自動車で高速道路を走るのは生まれて初めての経験でした。

ということで、きょうは初体験2つのいい日でありました。