遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

第10回Twitter文学賞の発表がありました

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 第10回「Twitter文学賞」の発表があった。2020年2月1日~2月9日という短期間に、ツイッター利用者による投票で決まった文学賞だ。

日本文学601、海外文学456という少ない投票数だったのだが、おそらく粒よりの作品が受賞しているはず。こういう読者による直接投票で選ばれたら、作家冥利に尽きると思うのだがどうだろう。

1票しか獲得できなかった作品の多さが素晴らしい。現代人はツイッターをする時間はあっても本は読まないのだろうが、それでも投票された新刊本の多様さが素晴らしいと思う。

私が読んだ作品は国内4冊、海外1冊、だった。 次、頑張ります。

 

第10回Twitter文学賞(国内)
【投票期間:2020年2月1日~2月9日 有効投票数:601】

★第1位★ 85票
佐藤亜紀『黄金列車』(KADOKAWA

★第2位★ 49票
伴名練『なめらかな世界と、その敵』(早川書房

★第3位★ 33票
キタハラ『熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス』(KADOKAWA

★第4位★ 27票
松井玲奈『カモフラージュ』(集英社

★第5位★ 15票
川上未映子『夏物語』(文藝春秋

★第6位★ 14票
古谷田奈月『神前酔狂宴』(河出書房新社)←読了

★第7位★ 12票
千葉雅也『デッドライン』(新潮社)
小野不由美十二国記 白銀の墟 玄の月』(新潮社)

★第8位★ 11票
高田大介『まほり』(KADOKAWA

★第9位★ 10票
西崎憲編『特別ではない一日 kaze no tanbun』(柏書房
酉島伝法『宿借りの星』(東京創元社

★第10位★ 9票
小川哲『嘘と正典』(早川書房
阿部和重『オーガ(ニ)ズム』(文藝春秋
山尾悠子/中川多理『小鳥たち』(ステュディオ・パラボリカ
村田沙耶香『生命式』(河出書房新社
中島京子『夢見る帝国図書館』(文藝春秋)←読了
絲山秋子『夢も見ずに眠った。』(河出書房新社

★第11位★ 8票
井上荒野『あちらにいる鬼』(朝日新聞出版)
凪良ゆう『流浪の月』(東京創元社

★第12位★ 7票
柴崎友香『待ち遠しい』(毎日新聞出版
小川一水『天冥の標〈10〉青葉よ、豊かなれ part3』(早川書房

★第13位★ 6票
町屋良平『愛が嫌い』(文藝春秋

★第14位★ 5票
小川洋子堀江敏幸『あとは切手を、一枚貼るだけ』(中央公論新社
小川洋子『小箱』(朝日新聞出版)
綿矢りさ『生のみ生のままで』(集英社
岸政彦『図書室』(新潮社)
今村夏子『むらさきのスカートの女』(朝日新聞出版)←読了
彩瀬まる『森があふれる』(河出書房新社

★第15位★ 4票
芦沢央『カインは言わなかった』(文藝春秋
高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(集英社
伊坂幸太郎『クジラアタマの王様』(NHK出版)
小林エリカ『トリニティ、トリニティ、トリニティ』(集英社
川上弘美『某』(幻冬舎
大塚已愛『ネガレアリテの悪魔』(KADOKAWA
村田喜代子『飛族』(文藝春秋
谷崎由依『藁の王』(新潮社)

★第16位★ 3票
鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(新潮社)
早助よう子『ジョン』(個人発行)
草野原々『大絶滅恐竜タイムウォーズ』(早川書房
梨木香歩『椿宿の辺りに』(朝日新聞出版)
谷崎由依『遠の眠りの』(集英社
窪美澄『トリニティ』(新潮社)
川越宗一『熱源』(文藝春秋
横山秀夫ノースライト』(新潮社)
いしいしんじ『マリアさま』(リトル・モア
北迫薫『夜間飛行』(新潮社)

★第17位★ 2票
中森明夫『青い秋』(光文社)
金原ひとみ『アタラクシア』(集英社
町田康『記憶の盆をどり』(講談社
島田雅彦『君が異端だった頃』(集英社
マヒトゥ・ザ・ピーポー『銀河で一番静かな革命』(幻冬舎
宮内悠介『偶然の聖地』(講談社
金子薫『壷中に天あり獣あり』(講談社
古井由吉『この道』(講談社
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』(中央公論新社
松浦寿輝『人外』(講談社
吉田篤弘『チョコレート・ガール探偵譚』(平凡社
河崎秋子『土に贖う』(集英社)←読了
山田詠美『つみびと』(中央公論新社
吉村萬壱『出来事』(鳥影社)
丸山正樹『慟哭は聴こえない デフ・ヴォイス』(東京創元社
宮内悠介『遠い他国でひょんと死ぬるや』(祥伝社
保坂和志『読書実録』(河出書房新社
木下古栗『人間界の諸相』(集英社
中原昌也『パートタイム・デスライフ』(河出書房新社
古市憲寿『百の夜は跳ねて』(新潮社)
葉真中顕『Blue』(光文社)
片岡義男『窓の外を見てください』(講談社
市原佐都子『マミトの天使』(早川書房
相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社
小野寺史宜『縁』(講談社
上田早夕里『リラと戦禍の風』(KADOKAWA
凪良ゆう『わたしの美しい庭』(ポプラ社

★第18位★ 1票
一木けい『愛を知らない』(ポプラ社
吉川結衣『あかね色の空に夢をみる』(文芸社
高田郁『あきない世傳金と銀〈七〉碧流篇 』(角川春樹事務所)
増山実『甘夏とオリオン』(KADOKAWA
大沢在昌『暗約領域 新宿鮫11』(光文社)
高山羽根子『如何様』(朝日新聞出版)
道尾秀介『いけない』(文藝春秋
伊藤ヒロ異世界誕生2006』(講談社
高山羽根子『居た場所』(河出書房新社
町屋良平『1R1分34秒』(新潮社)
加納朋子『いつかの岸辺に跳ねていく』(幻冬舎
大島真寿美『渦 妹背山婦女庭訓魂結び』(文藝春秋
原田マハ『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋
多崎礼『叡智の図書館と十の謎』(中央公論新社
橋本治『黄金夜界』(中央公論新社
矢樹純『夫の骨』(祥伝社
遠野遥『改良』(河出書房新社
宇佐見りん『かか』(河出書房新社
福田和代『カッコウの微笑み』(双葉社
九螺ささら『きえもの』(新潮社)
上田岳弘『キュー』(新潮社)
オキシタケヒコ筺底のエルピス〈6〉四百億の昼と夜』(小学館
浅倉秋成『教室が、ひとりになるまで』(KADOKAWA
阿津川辰海『紅蓮館の殺人』(講談社
笹井都和古『県民には買うものがある』(新潮社)
三上テンセイ『剣とティアラとハイヒール 公爵令嬢には英雄の魂が宿る』(TOブックス)
須賀しのぶ『荒城に白百合ありて』(KADOKAWA
村山早紀『コンビニたそがれ堂 猫たちの星座』(ポプラ社
服部まゆみ『最後の楽園 服部まゆみ全短編集』(河出書房新社
大阪圭吉『沙漠の伏魔殿 大阪圭吉単行本未収録作品集3』(書肆盛林堂)
佐伯一麦『山海記』(講談社
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』(中央公論新社
方丈貴恵『時空旅行者の砂時計』(東京創元社
山崎ナオコーラ『趣味で腹いっぱい』(河出書房新社
恩田陸『祝祭と予感』(幻冬舎
松岡圭祐『出身成分』(KADOKAWA
赤松利市『純子』(双葉社
嶽本野ばら『純潔』(新潮社)
ドリアン助川『新宿の猫』(ポプラ社
嶋津輝『スナック墓場』(文藝春秋
川添愛『聖者のかけら』(新潮社)
吉田修一『続横道世之介』(中央公論新社
白井智之『そして誰も死ななかった』(KADOKAWA
森博嗣『それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain?』(講談社
多田尋子『体温 多田尋子小説集』(書肆汽水域)
浅田次郎『大名倒産』(文藝春秋
田尻久子『橙書店にて』(晶文社
桂望実『たそがれダンサーズ』(中央公論新社
月村了衛『欺す衆生』(新潮社)
今村夏子『父と私の桜尾通り商店街』(KADOKAWA
日和聡子『チャイムが鳴った』(新潮社)
朽木祥『月白青船山』(岩波書店
吉田篤弘『月とコーヒー』(徳間書店
奥田英朗『罪の轍』(新潮社)
植松三十里『帝国ホテル建築物語』(PHP研究所
ミヤギフトシ『ディスタント』(河出書房新社
浦賀和宏『デルタの悲劇』(KADOKAWA
宇佐美まこと『展望塔のラプンツェル』(光文社)
森晶麿『毒よりもなお』(KADOKAWA
原田ひ香『DRY』(光文社)
新章文子『名も知らぬ夫 昭和ミステリールネサンス』(光文社)
安藤祐介『逃げ出せなかった君へ』(KADOKAWA
又吉直樹『人間』(毎日新聞出版
藤子・F・不二雄/辻村深月のび太の月面探査記 小説映画ドラえもん』(小学館
赤坂真理『箱の中の天皇』(河出書房新社
柴田勝家『ヒト夜の永い夢』(早川書房
田中慎弥『ひよこ太陽』(新潮社)
澤村伊智『ファミリーランド』(早川書房
若竹七海『不穏な眠り』(文藝春秋
石田衣良『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲』(毎日新聞出版
斜線堂有紀『不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語』(宝島社)
雪富千晶紀『ブルシャーク』(光文社)
鯨統一郎『文豪たちの怪しい宴』(東京創元社
東雅夫編『平成怪奇小説傑作集』(東京創元社
村田沙耶香『変半身』(筑摩書房
鈴森琴『忘却城』(東京創元社
檀廬影『僕という容れ物』(立東舎)
恩田陸『歩道橋シネマ』(新潮社)
向井豊昭『骨踊り 向井豊昭小説選』(幻戯書房
柚木麻子『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)
椿實『メーゾン・ベルビウ地帯 椿實初期作品』(幻戯書房
島田荘司『盲剣楼奇譚』(文藝春秋
小川洋子『約束された移動』(河出書房新社
澤村伊智『予言の島』(KADOKAWA
谷津矢車『廉太郎ノオト』(中央公論新社
岩下悠子『漣の王国』(東京創元社
髙村薫『我らが少女A』(毎日新聞出版


第10回Twitter文学賞(海外)
【投票期間:2020年2月1日~2月9日 有効投票数:456】

★第1位★ 102票
ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』岸本佐知子訳(講談社

★第2位★ 38票
劉慈欣『三体』大森望/光吉さくら/ワン・チャイ訳、立原透耶監修(早川書房

★第3位★ 36票
テッド・チャン『息吹』大森望訳(早川書房

★第4位★ 24票
リチャード・パワーズ『オーバーストーリー』木原善彦訳(新潮社)

★第5位★ 13票
ハン・ガン『回復する人間』斎藤真理子訳(白水社

★第6位★ 12票
エドワード・ケアリー『おちび』古屋美登里訳(東京創元社
エリック・マコーマック『雲』柴田元幸訳(東京創元社

★第7位★ 11票
ミシェル・ウエルベックセロトニン関口涼子訳(河出書房新社
キム・エラン『外は夏』古川綾子訳(亜紀書房

★第8位★ 8票
アンドリュー・ショーン・グリア『レス』上岡伸雄訳(早川書房

★第9位★ 7票
フランシス・ハーディング『カッコーの歌』児玉敦子訳(東京創元社
エマヌエル・ベルクマン『トリック』浅井晶子訳(新潮社)

★第10位★ 6票
ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』岸本佐知子訳(河出書房新社
ジュンパ・ラヒリ『わたしのいるところ』中嶋浩郎訳(新潮社)
トーマス・ベルンハルト『アムラス』初見基/飯島雄太郎訳(河出書房新社

★第11位★ 5票
スチュアート・タートン『イヴリン嬢は七回殺される』三角和代訳(文藝春秋
林奕含『房思琪の初恋の楽園』泉京鹿訳(白水社
マイケル・オンダーチェ『戦下の淡き光』田栗美奈子訳(作品社)

★第12位★ 4票
デイヴィッド・ピース『Xと云う患者 龍之介幻想』黒原敏行訳(文藝春秋
ローベルト・ゼーターラー『ある一生』浅井晶子訳(新潮社)
ジェニファー・イーガン『マンハッタン・ビーチ』中谷友紀子訳(早川書房
オルガ・トカルチュク『プラヴィエクとそのほかの時代』小椋彩訳(松籟社
サマンタ・シュウェブリン『七つのからっぽな家』見田悠子訳(河出書房新社

★第13位★ 3票
ネイサン・ヒル『ニックス』佐々田雅子訳(早川書房
レオナルド・パドゥーラ『犬を愛した男』寺尾隆吉訳(水声社
キム・ヘジン『中央駅』生田美保訳(彩流社
陳浩基『ディオゲネス変奏曲』稲村文吾訳(早川書房
カルラ・スアレスハバナ零年』久野量一訳(共和国)
ドメニコ・スタルノーネ『靴ひも』関口英子訳(新潮社)
ローレンス・ブロック編『短編画廊 絵から生まれた17の物語』小林綾子/大谷瑠璃子/不二淑子/小林宏明/古沢嘉通池田真紀子/白石朗/鎌田三平/中村ハルミ/矢島真理/門脇弘典/田口俊樹訳(ハーパーコリンズ・ ジャパン)
アンソニーホロヴィッツ『メインテーマは殺人』山田蘭訳(東京創元社
スティーヴン・ミルハウザー『私たち異者は』柴田元幸訳(白水社
フェルディナント・フォン・シーラッハ『刑罰』酒寄進一訳(東京創元社)←読了
バレリア・ルイセリ『俺の歯の話』松本健二訳(白水社

★第14位★ 2票
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『ボーダー 二つの世界』山田文/池本尚美/菊池由美高橋亮/内藤典子/名取祥子/長尾莉紗/草野香/中村有以/田村加代訳(早川書房
スティーヴン・キング『心霊電流(上・下)』峯村利哉訳(文藝春秋
チョン・ユジョン『種の起源』カン・バンファ訳(早川書房
パク・ミンギュ『短篇集ダブル サイドA /サイドB』斎藤真理子訳(筑摩書房
ジョディ・ピコー 『SMALL GREAT THINGS 小さくても偉大なこと(上・下)』川副智子訳(ポプラ社
レティシア・コロンバニ『三つ編み』齋藤可津子訳(早川書房
ジェイムズ・A・マクラフリン『熊の皮』青木千鶴訳(早川書房
エトガル・ケレット『銀河の果ての落とし穴』広岡杏子訳(河出書房新社
シモン・ストーレンハーグ『エレクトリック・ステイト THE ELECTRIC STATE』山形浩生訳(グラフィック社)
マーロン・ジェイムズ『七つの殺人に関する簡潔な記録』旦敬介訳(早川書房
関口英子/橋本勝雄アンドレア・ラオス編『どこか、安心できる場所で』関口英子/飯田亮介/越前貴美子/橋本勝雄/中嶋浩郎/粒良麻央訳(国書刊行会
デニス・ジョンソン『海の乙女の惜しみなさ』藤井光訳(白水社
ユーディト・W・タシュラー『国語教師』浅井晶子訳(集英社
紫金陳『知能犯之罠』阿井幸作訳(行舟文化)
ウティット・ヘーマムーン『プラータナー 憑依のポートレート』福冨渉訳(河出書房新社
ネルシア『フェリシア、私の愚行録』福井寧訳(幻戯書房

★第15位★ 1票
フェリスベルト・エルナンデス『案内係』浜田和範訳(水声社
マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』小野正嗣訳(早川書房
チャールズ・L・ハーネス『パラドックス・メン』中村融訳(竹書房?)
チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』吉川凪訳(集英社
J.B.キャベル『ジャーゲン』中野善夫訳(国書刊行会
ケイト・クイン『戦場のアリス』加藤洋子訳(ハーパーコリンズ・ ジャパン)
ロビン・スローン『ロイスと歌うパン種』島村浩子訳(東京創元社
ビアンカ・ベロヴァー『湖』阿部賢一訳(河出書房新社)←豊崎社長お薦めの作品
ペク・スリン『惨憺たる光』カン・バンファ訳(書肆侃侃房)←倉本さんお薦めの作品
ジョナサン・サフラン・フォア『ヒア・アイ・アム』近藤隆文訳(NHK出版)
オルハン・パムク『赤い髪の女』宮下遼訳(早川書房
イ・ジョンミョン『星をかすめる風』鴨良子訳(論創社
マルク=ウヴェ・クリング『クオリティランド』森内薫訳(河出書房新社
ピーター・ワッツ『巨星 ピーター・ワッツ傑作選』嶋田洋一訳(東京創元社
アレックス・マイクリーディーズ『サイコセラピスト』坂本あおい訳(早川書房
ミハイール・プリーシヴィン『朝鮮人蔘』岡田和也訳(未知谷)
エフライム・ミカエル『占星術師ハリアルテス』白鳥友彦訳(森開社)
ヘニング・マンケル『イタリアン・シューズ』柳沢由実子訳(東京創元社
アラン・ロブ=グリエ『ある感傷的な小説』的場寿光訳(水声社
ジョナサン・フランゼン『ピュリティ』岩瀬徳子訳(早川書房
モーシン・ハミッド『西への出口』藤井光訳(新潮社)
ルイ・ズィンク/黒澤直俊編『ポルトガル短篇小説傑作選』上田寿美/木下眞穂/黒澤直俊/後藤恵/近藤紀子/水沼修訳(現代企画室)
ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』ヘレンハルメ美穂訳(小学館)←杉江さんお薦めの作品
ヴァージニア・ウルフ『ある協会』片山亜紀訳(エトセトラブックス)
ソン・ウォンピョン『アーモンド』矢島暁子訳(祥伝社
ラシード・ブージェドラ『ジブラルタルの征服』下境真由美訳(月曜社
ジェイソン・レナルズ『エレベーター 』青木千鶴訳(早川書房
カレン・ディオンヌ『沼の王の娘』林啓恵訳(ハーパーコリンズ・ ジャパン)
ニック・ドルナソ『サブリナ』藤井光訳(早川書房
イ・ドゥオン『あの子はもういない』小西直子訳(文藝春秋
エヴァ・リーシナ『シェニヤル村の子どもたち』後藤正憲訳(群像社
ギョルゲ・ササルマン『方形の円 偽説・都市生成論』住谷春也訳(東京創元社
アンデシュ・ルースルンド/ベリエ・ヘルストレム『地下道の少女』ヘレンハルメ美穂訳(早川書房
ロバート・ベイリー『ザ・プロフェッサー』吉野弘人訳(小学館
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』くぼたのぞみ訳(河出書房新社
カメル・ダーウド『もうひとつの『異邦人』 ムルソー再捜査』鵜戸聡訳(水声社
ユニティ・ダウ『隠された悲鳴』三辺律子訳(英治出版
ジェシカ・タウンゼント『ネバームーア モリガン・クロウの挑戦』田辺千幸訳(早川書房
ハーラン・エリスン『愛なんてセックスの書き間違い』若島正渡辺佐智江訳(国書刊行会)←大森さんお薦めの作品
アリエット・ド・ボダール『茶匠と探偵』大島豊訳(竹書房
ジョン・メトカーフ『死者の饗宴』横山茂雄/北川依子訳(国書刊行会
エレナ・フェッランテ『失われた女の子』飯田亮介訳(早川書房
エドゥアルド・ガレアーノ『日々の子どもたち あるいは366篇の世界史』久野量一訳(岩波書店
ホリー・リングランド『赤の大地と失われた花』三角和代訳(集英社
阿?『南京 抵抗と尊厳』関根謙訳(五月書房新社)
ク・ビョンモ『四隣人の食卓』小山内園子訳(書肆侃侃房)
トーマス・ベルンハルト『凍』池田信雄訳(河出書房新社)←佐々木さんお薦めの作品
G・ガルシア=マルケス『純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』野谷文昭訳(河出書房新社
イワン・ブーニン『アルセーニエフの人生』望月恒子訳(群像社
エイモア・トールズ 『モスクワの伯爵』宇佐川晶子訳(早川書房
ウェイク・ワン『ケミストリー』小竹由美子訳(新潮社)
ケン・リュウ『生まれ変わり』古沢嘉通/幹遙子/大谷真弓 (早川書房
ギヨーム・ミュッソ『パリのアパルトマン』吉田恒雄訳(集英社
グレッグ・イーガングレッグ・イーガン山岸真訳(早川書房
チョ・ナムジュ/チェ・ウニョン/キム・イソル/チェ・ジョンファ/ソン・ボミ/ク・ビョンモ/キム・ソンジュン『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』斎藤真理子訳(白水社
ロバート・ロプレスティ『休日はコーヒーショップで謎解きを』高山真由美訳(東京創元社
キャサリン・M・ヴァレンテ『パリンプセスト』井辻朱訳(東京創元社