遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

リベラル新党を立ち上げる選択肢

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希望の党、設立記者会見時にあのひな壇に座った立ち上げメンバーを見ていると、地盤(支持基盤)看板(知名度)かばん(資金)が脆弱なことこの上ない。

一方、希望に吸収される民進党。しかし、腐っても民進党、かつては政権与党だったわけで、全国規模の党組織(地盤=支持基盤)も有名な議員(看板=知名度)も政治資金(かばん)も必要十分だから、選挙活動パワー自体は希望の党よりはるかに強大だ。

腐っているとはいえ、民進党のポテンシャルは利用できると小池と小沢は判断。何より小沢は、自分たちが作った党組織だからよくわかっているはず。担ぐ神輿がなかっただけで、小池みこしを担いで安倍を叩き潰そうという魂胆か。

だが、細野豪志は元三権の長はだめだというし、小池は民進の全員受け入れは「さらさらない」という。実体のない弱小政党の幹部のくせに、実に偉そうな二人。前原はこんな偉そうなやつに我慢がならないタイプの政治家だと思うのだが、話はついてるのだろうか。不思議だ、怪しい、謎だらけだ。

小池氏、民進全員受け入れ「さらさらない」 候補選別へ(朝日新聞

解散理由について「いちいち説明しない」とほざいた腰抜け安倍晋三と、全員承認など「さらさらない」とのたまう緑の悪女。「いちいちVSさらさら対決」はまさか出来レースでは?と疑いたくなるほど争点がぼやけた、よく似た二人。

私は、民進党の枝野、岡田、辻元、長妻などの行動に注目したい。北海道や沖縄や熊本では選挙協力の動きがあったし、彼らがこのまま黙っておとなしくしていることは「さらさらない」ように思えてならない。

安倍を叩き潰すために希望の党ととりあえず手を組むほかに、リベラルで新党立ち上げるという選択肢は残っていると思う。まだ少し時間は残っている。