遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

マツバウンランとナガミヒナゲシ

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散歩の途中で見かけた、今を満開と咲く見かけぬ花。日当りのいい土手で群生していた。なかなか可憐な花で、なんという名前なのか気になったので見本に一本手折って持ち帰った。

帰宅後その植物の特徴「ピンクの花 野草 春」でググってみたら、持ち帰った花と一致する画像を発見した。

それが上の画像左の「マツバウンラン」という植物だった。私の散歩道には50mほどの長さでベルト状に一か所だけ群生していた。ピンクというよりバイオレットに近い色の1㎝足らずの小さな花をつけ、茎はすんなりとしていて、群生しているがうるさくは感じなかった。

それともう一つ画像右の野草が、「ナガミヒナゲシ」。

オレンジ色で花の形がひなげしなので、これも容易に調べがついた。私が発見したのは、これまた散歩中で、数本がまとまって咲いていただけで、群生する姿は目にしていない。ウィキペディアによると、アヘンの原料となるアルカロイドは含まれてないという。含まれていれば、とっくに大騒ぎになっているだろうけど。

この二つの花は、外来種で日本固有の植物ではないようだ。私は知ったばかりの花だが、今後セイタカアワダチソウのようにどんどん増えていくのでなければ、ほかの植物と共存してもいいのかもしれない。

日本古来の雑草だってどう考えるかという問題で、マイガーデンでは雑草は根絶しない。もちろんのこと、草ぼうぼう状態は避けたいが、適度のボリュームで雑草を残すようにしている。それで、外来種に駆逐されずに共生できるのではと思う。