クズみたいな教育者気取りのおっさんに、クズみたいな内閣総理大臣が窮地に立たされている図は、なんといっても痛快な出来事ですね。
そのおっさんは、「沈むんだったら俺一人でなく、政権もろとも沈んでいくんだ」と腹をくくった。いや他でもない、日本の今の話なんですけど。
良識ある野党や知識人や学者や学生や主婦たちが、よってたかって政権を転覆しようとしたのですが大きな成果を得られなかった。しかし皮肉なもので、政権の考えを代弁してくれそうな脳天気なひとりの学校経営者によって、その政権にひびが入って転覆寸前なのです。おもしろいですね~。
米ホロコースト記念博物館に掲げられた原文が上の画像ですが、いまの日本の状況と見事に合致しています。
■ファシズムの初期症候(以下の箇条書き「→」以降はわが国の現状です)
・団結のための敵国づくり→政治やヘイト集団による嫌「中国・韓国」意識の醸成
・性差別の横行→マイノリティへの社会全体による陰湿な差別やイジメ
・マスメディアのコントロール→政権の懐柔による批判精神の欠如したメディア
・国家の治安に対する執着→警察・公安を利用した盗撮など
・宗教と政治の癒着→新興宗教との見えざる関係性
・企業の保護→大企業への優遇税制やコスト削減のための規制緩和
・労働者の抑圧→残業にかかる時間の増大と不払い問題や非正規社員の増大
・犯罪の厳罰化への執着→御用判事による反社勢力の厳罰判決
・身びいきの横行と腐敗→お友達優遇などによる「三権集約」造り
・不正な選挙→首相夫人のお付き公務員の選挙応援など(今SNSで話題騒然です)