遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

旅のお題で6話したためました

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図書館から本が到着しましたとメールが来たので、散歩ついでにカメラだけ持って本を受け取りに行きました。散歩は最も小さい規模の旅かもしれませんね。
暑くも寒くもなく、きれいな空の日曜日でした。画像のように、ソメイヨシノより少し早咲きの桜が満開でした。

イギリスに住む長女一家は、生後4か月の孫を連れて、バルセロナに旅行に出かけました。ロンドン-バルセロナ間は2時間のフライトで、格安航空券だとなんと往復5千~1万円以下で行けるようです。うらやましい!
私も、父親の介護が一区切りつけば(亡くなればということですけれど)1年ほど、パリかロンドンに住んでみたいと思っていますが、家賃で破産しそうなので旅行にしておきます。

次女夫婦は、休みがなかなかまとまって取れないので、ゴールデンウィークにレンタカーで信州だったか飛騨だったかの温泉旅行に出るようです。
混雑するだろうに、二人で一緒に休みが取れないので仕方ないですね。これが美しい国、日本の現実です。何がプレミアムフライデーじゃ。

そう言えば、次女の親友が新婚旅行を例の「てるみくらぶ」に頼んでいたようで、料金も振り込んでいたようですが、旅行には行けないし料金も戻ってこないようです。自転車操業てるみくらぶは、3年前から粉飾決算をしていたそうですが、旅という人生で最も楽しいイベントを売る商売をしていながら、お客を怒らせたり悲しませるとは、許せない集団です。

旅行と言えば、ランチ仲間で、たぶんかなりのお金持ちと思しき男がいるのですが、旅の話にはあまり乗ってきません。旅は面倒くさいと言って、奥さんと近場のお出かけくらいしかしないのです。本当に面倒臭いのか、ケチなのかはよく分かりませんが、無職で金があって愛すべき奥さんがいれば私なら毎月温泉旅行します。奥さんはそれを望んでいるはずだからそうしなさいと、いつも教育的指導をしています。

NHKのBSでは「火野正平のこころ旅」の春の旅がまた再開しました。
今回の旅のルートは、高知→愛媛→広島→岡山→兵庫→京都→福井→石川→富山→新潟→山形→秋田→青森→北海道。四国から山陽へ渡り、近畿から日本海側を北上する14府県の旅です。また、毎日「こころ旅」を見て、7月までバーチャルな旅を楽しむ予定です。

ああ温泉に入りたい。