籠池泰典が塚本幼稚園で園児に施した教育は、苦痛を強い虐待を伴ったものであり、彼は教育者としてはまったく認められないクズのような人間である。また、中韓などの他国のヘイト思想も人として救いがたいほど偏っている。
しかし、23日の国会での証人喚問の内容は、ほぼ100%近く正直に話していると思った。刑事訴追を受けそうな事案(金額が異なった3種類の工事請負契約書の件)については、その理由等を明らかにしなかったが、それはそれで別に訴追されるかもしれないし、今回の土地取引とは直接的には関係ない。
100万円を安倍から貰ったにはじまり、世話になった政治家の名前を語り、神風が吹いてウハウハしていたらいつの間にかしっぽ切りの憂き目にあい、はしごを外された大阪府知事の名を語ったことにウソはないと思われる。
しかも、最後まで安倍晋三のことが好きで、もらった寄付に感謝し、件の土地取引の陳情に動いてくれたことにも感謝していた。その大事に保管していた報告ファックスが今になってとんでもない爆弾となってしまったことに、驚いているだろう。
籠池のようなおっさんがうまいラーメン屋をしていたとしたら、私は通ってもいいかと思う。意見は合わないだろうが、本気で語り合っても互いに傷つかないような気もする。
貧しくて醜い人間が私は大嫌いだ。それは、収入や肩書や品格や財産や容姿や学歴や家柄とは無関係の、心の貧しさと生き方の醜さのことで、私はそういう人間を敢えて差別したいと思っている。