画像上は、シリア難民キャンプの無垢な少女。この少女の写真をベースに、とんでもない作品を描いた女性イラストレーターがいて、その世にも恥ずかしい作品が画像下のもの。
そのイラストにつけられたキャプションが以下のとおり。
安全に暮らしたい
清潔な暮らしを送りたい
美味しいものが食べたい
自由に遊びに行きたい
おしゃれがしたい
贅沢がしたい
何の苦労もなく
生きたいように生きていきたい
他人の金で。
そうだ難民しよう!
こういう悪魔のような人間がいる国ニッポン、恥ずかしいことだ。
作者は、これは芸術で、表現の自由だと開き直っている。
この写真を取ったカメラマン(Jonathan Hyams)もツイッターで抗議をしている。
「誰かが、このような「ひねくれた偏見」を表現するために、無垢な子供をイメージに使うのを選んだことに、衝撃を受け、深く悲しんでいる。シリアの人たちの惨状をこんなふうに歪めるとは。恥を知れ。」
こんなものは芸術ではない、私には差別と偏見以外に何も見えない。レイシストの独り言で、世界中の美しい心を敵に回した。
「他人の金で」というフレーズが、この作者こそ薄汚い精神で他人の金で生きたいことを表象しているのではないだろうか。恥を知れ。