つまり、村上春樹の次の新刊の取り扱いは、「Amazon」(10%)対「紀伊国屋連合」(90%)という図式になるようである。まあそういう思い切ったことをやらないと、Amazonの一人勝ちになってしまうということか。村上春樹なら買い取っても大丈夫という試みなんだろうけど、例えば又吉尚樹の次回作もやりまっせとエスカレートしたりして。商法や独禁法には抵触しないのかな?
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ところで、書店に並んでいる本は、書店が買い取ったものではなく、売れ残った書籍や雑誌は出版社に返品が利く。学生時代にレコード店でバイトしていた経験があるが、売れ残ったレコード盤も返品が利く。
しかし、岩波書店の書籍は返品が利かないようで、書店の注文による買取になる。なので、大きな書店以外で岩波の本を見ることはあまりないのである。
話は変わって
画像は、ネットで偶然見つけたトートバッグ。
デザインは、ご存じ岩波書店の広辞苑。これ楽しいし、結構目立つし、ほほえましいデザインである。裏のデザインは、広辞苑と同じく、ミレーの種まく人をモチーフにしたあの岩波書店のロゴ。これも心地いい。このバッグは、もちろん岩波書店とバッグの製作会社ヘミングス社の共同作品である。(色は黒地と白地の2種類。サイズW28 × H38 × D10 cm 。税抜価格2900円)
これは、パクリ疑惑のサントリーのトートバッグよりいいではないか。お若い女性なら何を持ってもかわいいので、これはおすすめ。一澤信三郎帆布のバッグのような温かさがある。できればバッグの中に、「世界」などを無造作に入れて安保法制の反対デモに出かたりすれば、相当かっこいいですぞ。
次は、岩波「世界」トートバッグを作ってほしい。団塊世代はきっと買うと思いますぞ。