遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

だって戦争に行きたくないじゃん

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参議院平和安全特別委員会のテレビ中継では、山本一太が質問者の向こう側にいつも映し出されている。右隣りが森雅子。山本は野党の質問者にあざけるような目を向け、安倍の答弁にうんうんと何度もうなずき森雅子と一緒に拍手まで送る。
その山本に目が行ったうちの女房、「この人、昔はもうちょっとましやったのになぁ」
確かにかつての朝生での若き山本一太は、もう消え去って今やただのおっさん。

一方、もう終わってしまった衆議院平和安全特別委員会のテレビ中継では、質問者の後方にぼくちゃんが一人いつも映し出されていた。
そのぼくちゃんは、野党の質問者に野次ること甚だしい。童顔で野次るから痛々しい。
うちの女房「え~あのぼくちゃん誰?」

今日、そのぼくちゃんの名前がわかった。自民党の武藤貴也。年齢は36歳。どう見ても26歳にしか見えないのだが、外見はともかくも中身は10歳程度。彼のツイートが炎上しているもようで、八紘一宇の三原じゅんこと同等レベルで情けなくなってくる。

↓これが彼のツイート
 
武藤貴也@takaya_mutou
SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。

それから彼のブログをどなたかが引っ張ってきて、日本国憲法についての彼のブログを紹介してくれた。これがまた、すごい内容で、これこそ対案を示してほしいもの。憲法を否定するが、どのように改正したいかは書いていない。ぜひ次の選挙の公約にはきちんと書いていただきたいものである。なんなら、議員を辞めて自衛隊に入ってヒゲの隊長みたいに前線に行きなさい。36歳ならまだまだ大丈夫だ。がんばれ!それがお国のためだ、誰も止めない。

武藤貴也のブログ
日本国憲法によって破壊された日本人的価値観。

日本社会の様々な問題の根本原因は何なのか。その原因は「日本精神」・「日本人的価値観」を失ったことにあるのではないかと思う。(と、その原因が憲法だと言う)

戦後の日本は新しい「日本国憲法」の思想のもとで、民主主義を疑わず、またその持つ問題点を議論することなく、衆愚政治に陥ることを防ぐシステムもつくらず、ただただ「民意」を「至高の法」としてしまった。(と、主権在民を否定している)

戦後憲法によってもたらされたこの「基本的人権の尊重」という思想によって「滅私奉公」の概念は破壊されてしまった。
基本的人権の尊重」という言葉に表された思想の根底には、国家がどうなろうと社会がどうなろうと自分の「基本的人権」は守られるべきだという、身勝手な「個人主義」が存在している。(と、基本的人権を葬り去れと言う)

日本国憲法」は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と述べ、「戦争放棄、戦力不保持、交戦権の否認」を規定した。冷静に考えれば、これでは到底他国の侵略に備えることは出来ない。(と、平和主義を捨てろと言う)