遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

Golden Circleの10th Anniversary

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ゆずの音楽プロデュースを手がけている、

寺岡呼人が主宰するコンサート「Golden Circle」が今年で10回目を迎えた。


そのライブの模様が先日NHKのhiビジョンで放映された。

また金曜日には、その10回目のGolden Circleのコンサートの一部と、

リハーサル風景やこのコンサートで初演の、

オリジナル曲「ミュージック」の合同での作曲風景などがドキュメンタリーで放映された。


私はその放送、2番組ともしっかり録画して、

先ほどドキュメンタリーの方を、実に楽しく視聴した。



この Golden Circle の 10th Anniversaryの



メインゲストが、松任谷由実



サブのホストがゆず



シークレットゲストが、ミスチル桜井和寿



さらにシークレットが、自動車評論家(笑)の松任谷正隆




が登場とあって、しっかりと録画をしたのである。


いいコンサートであった。

生で観られたお方は幸せ者である。


「DESTINY」「守ってあげたい」


「青いエアメイル」「卒業写真」

みな懐かしくて、心身ともにすっかり疲れが取れるいいチョイスであった。


観客は、大人で聴き方を実に心得た方たちで、

アップテンポの曲でノリまくるだけでなく、

たとえば「卒業写真」のエンディングで、

ユーミンがピアノのペダルを踏んでいる間、

お行儀よく拍手を我慢できるお客達であった。



話は少し逸れるが、美空ひばりが生誕70年なんだとか、

なくなったのが18年前なんだとか。

ということは、彼女は52歳でなくなったのである。

何という太くて短い人生だったのだろうかと、あらためて感心してしまう。


私は、ユーミンと同級生で、

すでに美空ひばりの享年を上回った年齢になっている。

この二人の女傑に比べると、

何もしてこないまま、無益に年を重ねて来ただけ、

ま、比べるのも失礼と言うか、次元の違う世界のお方なんだけど・・・。



今回のライブ、ユーミンのトリビュート・コンサートのようでもあったが、

私のお気に入りのゆずの「夏色」も演奏され、

Tシャツにジャージ姿のユーミンは、

元気にステップを踏んでいて、体力もたいしたもんだと、妙なことにも感心しきり。



ブートキャンプのDVDが届けば、私もステップ踏んでやる。