遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

盗電OL辞職事件

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「東電OL殺人事件」 http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/15835746.html

とは、まったく関係ないわが職場のお話。


私の部門には、派遣職員が2人来てくれている。

うち、1人が年末に寿退社し、代わりの派遣さんが来てくれているのだが、

長続きせず、先週始めこの間2ヶ月で実に3人目となるYさんが来てくれた。


そのYさん、身長170cm近くあり、もう一人の派遣さんも同じくらいの立っ端で、

まさにツイン・タワーであった。

年齢は38歳で、垢抜けした、スタイリッシュで、ニコニコと愛想のよい、お仕事もまずまず堅実。

3人目にしてようやく定着してくれるかと思った矢先の、今週の月曜日に事件が…。


Yさんは、一度自分の携帯電話を職場で堂々と充電していたようなのである。

んなことする人は、私の部門では私以外にはいない(笑)。


ま、定着してくれた頃に、やんわり

「目立たないようにやってね。」と言うつもりであった、お気楽な私。


ところが、私が留守の間にうちのスタッフがまたYさんが充電している携帯電話を見つけた。

Yさんが席をはずしていたので、

「個人の携帯の充電は職場ではやめましょう」

とか何とか書いたメモを置き、電源を抜いたようなのである。


自分の席に帰ってきたYさん、それを見てパニックになり、

泣いて、もう辞めると騒ぎ、火曜日にはもう職場には来なくなった。

以前の職場では何のお咎めもなかったのに、

こんな所では仕事は出来ないということであろう、とほほ。


そのメモを置き電源を抜いたスタッフT。

男で私の1年先輩で、私の前任の部門長で、私とは個人的にも仲良しさん。

Yさんがパニックになるとは想定外だったようで、

こちらも少しショックだったようである。


これが、わが職場のお恥ずかしい「盗電OL辞職事件」の全貌である。

周囲の反応はいろいろ。

●次の派遣さんが見つかるまで、忙しくなるし、

●次の派遣さんが見つかったとしても、また一から仕事を教えなくてはならない

●口頭で注意すればYさんもパニックにならなかった、「いじめ」だと勘違いしていた

●メモだけならまだしも、電源をぶち抜くことはやり過ぎではないか大人気ない

●これからYさんのぼろが出てくる予感がしていたので、遅かれ早かれこうなったかもしれない

●好感度は高かったので、長く居て欲しかったのに




うちの部門は、仕事で携帯が必要な部署ではない。

元上司Tは、私が携帯の充電をしていることを知っていたはず、

どう思っていたのであろう(汗)。