遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

自民党埼玉県議団の団長を除名できないのは断腸の思いなんだけどなあ

少し前に、文春砲で粉砕された埼玉県議会・自民党議員団の「SM緊縛パーティ」

この自民党議員団の団長の田村琢実が、自民党埼玉県議の名実ともにボス的存在なようで、その程度は猿山のボスにも及ばないほど哀れなもののようです。

この緊縛スクープ写真が、「アイドルグループ・AKB48の制服を模した衣装に身を包む男性が、被り物と下着のような衣装一枚の男性を縄で縛り、カラオケに興じている」というあられもない写真で、これが恥ずかしいことに週刊文春で全国に販売され多くの国民が目にしたたわけです。

「縄で縛られていた」方は、いまは県議ではないそうですが、AKB48の制服衣装に身を包む」男の方が、現役の団長の田村琢実です。

和歌山の過激ダンスショーに続く「埼玉の緊縛ショー」は、あまりにもあほらしくてワイドショーにも取り上げられない下司なもので、私としてはまことに残念であります。

この団長・田村は、「不倫キス」写真や、自身が過去に設立した個人企業に公金である政務活動費約1700万円を還流させている疑いがあることも文春に掲載されてましたが、それよりも昨年10月に県議団が提出した「虐待禁止条例」改正案で炎上した男としての方が有名です。

「小学3年生以下の子どもを放置することを禁じる。親が子どもを自宅や車に放置すると『虐待』とみなされ、罰則こそないものの県民に通報を義務づける」というバカ条例を考えついた中心人物で、当然ながらこの条例は子育て世代から猛反発を受けて撤回に追い込まれました。

さらに、この条例に自民党県議で唯一反対の意見を主張していた諸井真英議員を面罵・恫喝していたようで、その後自民党県議団は会計処理をめぐって諸井議員を自民党から除名処分にしました。

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私は上の動画で諸井氏の記者会見を見ましたが、記者会見の冒頭を見ただけで、この議員は嘘のない信頼できる議員だと確信しました。

諸井議員は自民党の議員で、私と意見が合う部分は少ない方でしょうが、それでも表情や話し方などで短時間で信頼できる人間というのは判ります。

田村と諸井のどちらを信頼できるかと問われれば、二人の顔を見ただけでも、そのことは明らかであると思いますがいかがでしょう。

「緊縛ショー・不倫キス・同僚議員への恫喝・政務活動費1700万円を“身内企業”に還流疑惑」男自民党の県議団団長というのはいくら何でもマズいのではないでしょうか、埼玉県の皆さん。まるで大阪維新の議員のようではありませんか(私は大阪府民です)

ということで、除名されるとしたら団長・田村の方だと思いますが、ボス団長を除名できない自民党県議たちは断腸の思いなのではないでしょうか。

埼玉の自民党のイメージが悪くなるような気もしますが、団長の縮小コピーのような県議さんばかりなので田村は団長に選ばれたのでしょうが、除名された諸井さんの方が清廉潔白で堂々としていて、団長に相応しいと思いますよ。

 

bunshun.jp

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