遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

石破政権から引き継いで、立憲野党は救国戦線を樹立せよ

 

石破茂が首相をやめるまでにやってほしいことを箇条書きにしてXにポストされていた方がありました。私もその意見に賛成です。

Dr.ナイフ@knife900
石破さんが辞めるまでに、やって欲しいこと。
・戦後80年談話(見解)の発表
モリカケ桜の再調査指示
日本学術会議問題の謝罪と任命
内閣人事局の廃止
・企業団体献金の禁止、文書交通費の廃止
・ガソリン暫定税率廃止
・消費税減税
アベノミクスの総括
忙しいぞー

自民党の安倍、麻生、菅、岸田政権による負の遺産や汚泥は積もりに積もって膨大な総量になっていますので、上に示されたような政策は出来る限り実施してほしいですね。

安倍以降のガラクタ政権は閣議決定ポンコツ決議を繰り返しましたから、逆に現内閣による閣議決定で、もつれた糸を切ったり結んだり、要らないものを大掃除したり、必要なものを元に戻したりしてから総辞職していってほしいものです。

さしあたり、石破総理が気を取り直して「戦後80年談話(見解)の発表」の態度表明をしているようで、それは立派なことだと思っています。

毎日新聞によりますと
石破茂首相は、戦後80年の節目に検討している「首相見解」について、自身の在任中に発表する調整に入った
見解表明に関しては「今までの談話の積み重ねも踏まえながら適切に判断する。その際、戦争の記憶を風化させない、あのような戦争を二度と行わないという観点が大事だ」と述べた。》そうです。

戦後70年談話が安倍晋三のものでカスみたいな談話でしたので、それがリセットされることは素晴らしいことで、石破の置き土産となることを願っています。

また、村上総務相は、ふるさと納税はネット通販であってはならない」との考えを表明しているようですし、ふるさと納税もそろそろ廃止してほしいところです。

一方で、立憲野党(立民・共産・社民・れいわ)は、政権交代をする気がないのかその能力がないのか自分たちが安全な場所にいるだけで良しとするのかよく分かりませんが、この期に及んで国民生活の向上にむけてあまり役に立っていないと思います。

長く続く低賃金や物価高について、為政者としてどうするつもりなのか、国民に向けて具体的な政策をわかりやすく発信していただきたいところです。「発信してますよ」という声も聞こえますが、私たちに届いてないのは聴こえないように小さな声で囁いているからなのではないでしょうか。(もっと働け!)

たとえば先に例に挙げた「ふるさと納税」のような仕組みで、個人に働きかけて地方へ税金を還流させるなどというバカげたシステムを廃止して、税制改革を根本から議論することをまじめにやるべきでしょう。

また、たとえば消費税減税とセットで、企業向けに一定程度以上の資本金や内部留保を持つ儲かっている企業向けに、「内部留保税」を新たに導入してもいいんじゃないでしょうか。600兆円と言われる内部留保残高に毎年5%の税率を掛けても30兆円の税収入ですから、ブタ積みになっている宝の山を利用すべきです。

このように、税制でいうなら、所得格差や法人税の低い税率や地方交付税による地域格差など、優遇税制も含めたさまざまな不公平な税制税制をまず包括的に論議し是正するべきだろうと思います。

とにかく、税制のみならず、ありとあらゆる手立てで個人所得が増える政策を考えないと、国内でお金が回らないだけでなく国外へ金が流れていきますから、なんとかしてほしいところです。

その上で、憲法で保障されている全国どこで暮らしても同じ生活ができる権利を回復してもらいたいと思います。そのためには、政権交代をすべきか、救国戦線を樹立するなど、強い政治主導による国民生活改善・財政改革が求められます。

ということで、まっとうというか普通だった政権は1年という短い期間を経て終了しますが、健全な野党までもが腐りきってどうすんだ?という夏の終わりを迎えているきょうこの頃でございます。

 

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日本国憲法第25条
第1項:生存権の保障:すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有します。
第2項:国の義務:国は、すべての生活部面について、社会福祉社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければなりません。