遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

基本的人権棚上げで悪魔の国家建設中/自民党

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NHKで大暴言、憲法読めない高村副総裁が露呈―自民党改憲草案のデンジャラスさ(志葉玲) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20160405-00056217/

せんだってのNHK日曜討論」での高村発言のことが、Y!ニュースで取り上げられている。

番組で、自民党改憲草案は、国家の都合のため個人の人権を抑圧することができる全体主義的なものだと志位和夫が指摘したことについて、高村副総裁は「わかりやすく言い換えたもので意味は変わらない」と言った。
私は、TVで見ていてこのやり取りがよくわからなかったが、高村は国民に向かって嘘をついたようだった。確かに、高村のあの表情は、嘘をついたことを表していた。

国会で、表現の自由の「優越的地位」について、山尾志桜里の質問に「そんなクイズみたいな質問するな」と答弁できなかった安倍。これは安倍のレベルでは答えられないのはよく分かる。山尾に「総理は知らないんです」と言われた通りのこと。

しかし日曜討論の高村の発言は、「嘘」だから問題だ。安倍は「無知」だから、あな恥ずかしやと揶揄していればいいのだが、高村の「虚偽」は大問題だ。彼は司法試験を合格した人間だ。だから自民草案の穴を知っていて、それをごまかしたのだ。隣にいた山口公明党代表も、弁護士だから分かっていたはずだ。

そして、もっと問題なのは、そのことを取り上げないマスコミだと志葉玲は怒っている。

たしかに、自民草案のとおり改憲されたら、私たちの基本的人権を棚上げされる」ことをメディアは分かりやすく伝えるべきだ野党もしかり。単なる志位と高村の討論ではないのだ。

要注意! 自民党は「無知」と「不正」で悪魔の国家を建設中であります。