遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

しだれ桃(もも)

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いい陽気に誘われ、

金曜日のお昼休み、コンビに弁当片手に男3人、

大阪城公園に桜を見に行く。



お堀に面したベンチに腰掛け、弁当食べながら、春を満喫。

お堀端には、光が溢れ、風がギャロップ、しばしの恍惚。



この季節恒例、花見客目当ての植木市が所狭しと店をひろげていた。

樹木の名前と、値段とを見て歩くが、木の名前もその価格も、

さっぱりあたらず。


植木市の陳列商品で、一番のお気に入りが、



「しだれ桃」


ひとつの木に、赤っぽいピンクと、白っぽいピンクと、

いろっぽいピンク(嘘)が、混ざって咲く。


高さ3mのもので、38万円。

その半分の高さで3万円、そのまた半分の丈のものが3800円。

背丈が倍になると、値段は10倍に跳ね上がる。



その名も 姿も 艶っぽくて、気に入ってしまった。





画像はどこかの見事な「しだれ桃」、値段をつけると380万円くらいか…。