現場に到着したら、設計のT先生が既に来られていて、
何か指示をしておられた。
既に、コンクリートが打たれて、基礎の鉄筋は見えなくなっていて、
今日は、立ち上がっている部分のコンクリートを打つところであった。
その一角は浴室である。
現場では3人のうちひとりが一輪車で生コンを運んでは、
2人が縦のコンパネの隙間にコンクリートを流し込んでいた。
この基礎工事の3人さん、寒い中を、明るく楽しく仲良く仕事をしていて、
たとえ、私と先生の前でのパフォーマンスであったにしろ、嬉しかった。
現場に居て、私はどうしたらよいのかよく分からなかったが、
作業をずっと見ていたかった、監視ではなく、興味本位で。
しかし、寒いのと、あまり長居をしては迷惑かと、
近くのコンビニで温かい飲み物を買ってきて、
差し入れをして、現場を後にした。
大工さんが入ったら、暖かくなったら、ずっと現場に居たいなぁ。
それに先立って、お隣さんの完成見学会にもぐりこんだ。
京間の、広い本格的な二間続きの和室がご立派。
炉が切ってあり、水屋もあり、いいお茶会が出来そうである。
そのほか、壁材や床材や設置機材などを見せていただいた。
床面積は我家と同じくらいで、基礎工事では狭く見えている我家も、
柱や壁が出来れば、もう少し広く感じられるのかな。
ひとつ、確認したかったのが、
お2階の窓から我家がどのように、
もっと正確に言えば、我家の浴室がどのように見えるかであった。
お2階に上がって、真っ先にそれを確認したが、
「まずい!」であった。
おそらく、オープンにしている我家の浴室が見えてしまうのである。
年頃の娘が二人居るので、これはちょっとやばい。
先に見学を終えていた、T先生も「まずいですね」
「一工夫しましょう。」であった。
画像のバスタブはイメージ、我家のものはもっと安物である。