政治家のスキャンダルにもいろいろありまして、「カネ」にまつわるスキャンダルは枚挙にいとまがないのですが、性に関わるものも少なくなくて、これらは自民党の伝統的なお家芸でありました。
しかしその自民党のお家芸に肉薄しているのが、現在最も注目されている(にしては小者です)岸和田の永野市長で、維新を除名されたら辞職すると豪語した舌の根も乾かぬうちに、維新を離党して現職を続ける意向を示しています(やることなすこと風貌まで小者)。
そして、世が世であれば、自民党との連合政権も可能だった国民民主党の代表であらせられる玉木雄一郎センセも不倫騒ぎで危ないことになっています。
先の総選挙で28議席を獲得した国民民主党は、首班指名でキャスティングボートを握っていたにもかかわらず、玉木雄一郎率いる国民民主は決選投票で無効票を投じ自公政権をアシストしました。
もし、あの首班指名で連立政権の道(自公あるいは野党との連立)を選べば、細川内閣の細川護熙(日本新党)首相や、自社さ政権の村山富市(社会党)首相のように、玉木雄一郎首相が誕生していても不思議ではなかったのです。
それなのに玉木をその選択肢を取らず、跨げば楽々クリアできるほど低レベルな「103万円の壁」に挑みました。
ひよっとしたら、玉木は自身と統一教会(勝共連合)との関係がバレることを恐れていたのかもしれませんし、件のKさんとの不倫報道が明るみに出ることを確信していたのかもしれません(知らんけど)。古川を副代表に据えて、今回の「役職停止」に至る道筋が見えていたのかもしれません。そりゃそのはずで、地元高松では少なくない人たちが、いつも行動を共にしている玉木と観光大使Kさんの関係は「なるほどー」と思っていたはずですから。
それにしても、国民民主の決めた役職停止3カ月ってあまりにも軽すぎます(あの自民の萩生田でも1年間の役職停止ですから)。
しかも玉木は、憲法審査会にKさんを傍聴させてパフォーマンスをさせて、自分は審査会で会見のためのサル芝居を打ってKさんに拍手させたりパフォーマンスさせてていたのですから、国会を冒とくしたも同然の行為ではないでしょうか。
繰り返しますが、世が世であれば首班指名されていたかもしれない男が、不倫相手をいろいろ利用して男をあげるつもりだったわけで、しかも、玉木は自民党の宮澤議員のパパ活スキャンダルの際に、強く議員辞職を求める追及を行いました。
また5月に成立した経済安全保障分野の機密情報の取り扱いを政府が有資格者のみに認める「セキュリティ・クリアランス制度」における身辺調査について、「性的行動の節度に関する事項が入っていないのでこれを追加するということ。いわゆるハニートラップなどにかかっていないかどうかのチェックは必要だ」と会見で述べた本人である玉木自身が、ハニトラではないにしろ不倫相手と国会内での二人三脚活動は危険行為なのではないでしょうか。
広瀬めぐみや今井絵理子の不潔な不倫スキャンダルとは一線を画す、政治的な色合いの濃いことも看過できないものです。ですから、玉木も宮澤や広瀬のように議員辞職すべきです。
ということで、政党の代表としては宇野宗総理総裁以来の玉木雄一郎の不倫スキャンダルなわけで、若者たちがショックで潰れないようにしていただきたいと願う今日この頃であります。
【資料】
細川内閣(ほそかわないかく)は、衆議院議員、日本新党代表の細川護熙が第79代内閣総理大臣に任命され、1993年(平成5年)8月9日から1994年(平成6年)4月28日まで続いた日本の内閣。 非自民・非共産8党派の連立政権である細川内閣の発足により、1955年(昭和30年)の結党以来、38年間単独政権を維持し続けた自由民主党(自民党)が初めて下野し、55年体制が崩壊した。
自社さ連立政権(じしゃされんりつせいけん)は、1994年(平成6年)6月30日から1998年(平成10年)6月までの自由民主党・日本社会党(1996年1月19日以降は社会民主党)・新党さきがけによる連立政権。
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/04190715/?all=1
3年間で2400万円! 「麻生財務相」が巨額政治資金をつぎ込む“会員制サロンのママ”
2016年までの3年間で、麻生氏の資金管理団体「素淮(そわい)会」から雀部ママの会社に2416万円もの額が支払われているのだ。
https://toyokeizai.net/articles/-/751459
「パパ活不倫で辞職」宮澤元議員が許された"なぜ"
「記憶にございます」回答で好感度も上がった?
https://www.news-postseven.com/archives/20240808_1982423.html?DETAIL
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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220117/se1/00m/020/001000d
平成初の本誌「特大スクープ」!「宰相の器」を問うた〝三本指〟〈サンデー毎日
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfb0312f2a799a61bc159a2f4a1590e4e8bce6f6
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