遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

今週の書評本 全111冊(5/8~5/14 掲載分 週刊10誌&新聞 3紙+ダ・ヴィンチ&サライ )

毎週日曜日は、この一週間に週刊誌などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPをご覧ください。

今週の書評本

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掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数
書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの)

週刊朝日「週刊図書館」: 5/19 号 6 冊
サーカスの子 稲泉連 講談社 2,090
街とその不確かな壁 村上春樹 新潮社 2,970
ユーチューバー 村上龍 幻冬舎 1,760
目的への抵抗 國分功一郎 新潮新書 858
新版 中野京子の西洋奇譚 中野京子 中公新書ラクレ 1,100
芽むしり仔撃ち 大江健三郎 新潮文庫 605

サンデー毎日「遠回りの読書」: 5/21 号 2 冊
晴れときどき涙雨 高田郁 ハルキ文庫 660
あなたの牛を追いなさい 枡野俊明、松重豊 毎日新聞出版 1,650

女性自身「今週の本」: 5/23 号 4 冊
忘らるる物語 高殿円 KADOKAWA 2,090
師弟百景 “技”をつないでいく職人という生き方 井上理津子 辰巳出版 1,760
妄想radio 桜木紫乃 北海道新聞社 1,650
コミュ力は「副詞」で決まる 石黒圭 光文社新書 990

女性セブン「セブンズライブラリー」: 5/25 号 5 冊
成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈 新潮社 1,534
くもをさがす 西加奈子 河出書房新社 1,540
悪口と幸せ 姫野カオルコ 光文社 1,760
起死回生 東スポ餃子の奇跡 岡田五知信 エムディエヌコーポレーション 1,650
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス: ミノタウロスの皿 藤子・F・不二雄 小学館 1,111

週刊現代「日本一の書評」: 5/6・5/13 号 6 冊
はるか、ブレーメン 重松清 幻冬舎 1,980
最後の祈り 薬丸岳 KADOKAWA 2,090
藩邸差配役日日控 砂原浩太朗 文藝春秋 1,925
元素で読み解く生命史 山岸明彦 インターナショナル新書 913
アメリカは内戦に向かうのか バーバラ・F・ウォルター 東洋経済新報社 2,640
はなればなれに ドロレス・ヒッチェンズ 新潮文庫 825

週刊ポスト「ポスト・ブック・レビュー」: 5/19 号 10 冊
香港警察東京分室 月村了衛 小学館 1,980
平田篤胤 狂信から共振へ 山下久夫、斎藤英喜 法蔵館 6,600
“歪んだ法”に壊される日本 事件・事故の裏側にある「闇」 郷原信郎 KADOKAWA 1,760
くもをさがす 西加奈子 河出書房新社 1,540
敵前の森で 古処誠二 双葉社 1,870
歌舞伎町アンダーグラウンド 本橋信宏 駒草出版 1,760
法廷遊戯 五十嵐律人 講談社文庫 880
隣はシリアルキラー 中山七里 集英社文庫 880
半導体有事 湯之上隆 文春新書 1,045
あなたと日本の防衛を考えたい 日本経済新聞社政治・外交グループ 日経プレミアシリーズ 1,320

週刊新潮「Bookwormの読書万巻」: 5/18 号 13 冊
「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から 中村富士美 新潮社 1,540
過去を売る男 ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ 白水社 2,750
香港警察東京分室 月村了衛 小学館 1,980
北関東の異界 エスニック国道354号線 室橋裕和 新潮社 1,760
最期まで家で笑って生きたいあなたへ なんとめでたいご臨終2 小笠原文雄 小学館 1,540
ノー・カントリー・フォー・オールド・メン コーマック・マッカーシー ハヤカワepi文庫 1,650
増税地獄 増負担時代を生き抜く経済学 森永卓郎 角川新書 968
中世への旅 騎士と城 ハインリヒ・プレティヒャ 白水uブックス 1,980
負けるのは美しく 児玉清 集英社文庫 594
文豪、社長になる 門井慶喜 文藝春秋 1,980
そして市場は続く 那覇の小さな街をたずねて 橋本倫史 本の雑誌社 2,200
なぜ、自粛警察は日本だけなのか 同調圧力と「世間」 佐藤直樹 現代書館 1,980
思考の技術論 自分の頭で「正しく考える」 鹿島茂 平凡社 3,740

週刊文春「文春図書館」: 5/18 号 10 冊
ミライの源氏物語 山崎ナオコーラ 淡交社 1,760
サーカスの子 稲泉連 講談社 2,090
本売る日々 青山文平 文藝春秋 1,870
死と奇術師 トム・ミード ハヤカワミステリ 1,980
弁護士サマンサ・ブリンクマン 宿命の法廷(上・下) マーシャ・クラーク 扶桑社 各1,320
ものがわかるということ 養老孟司 祥伝社 1,760
悪口と幸せ 姫野カオルコ 光文社 1,760
日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析 氷川竜介 角川新書 1,056
芝浦屠場千夜一夜 山脇史子 青月社 1,650
少年タイムカプセル 錦織一清 新潮社 1,980

週刊エコノミスト「Book Review」: 5/16 号 6 冊
半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防 クリス・ミラー ダイヤモンド社 2,406
占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色 佐藤洋一 、衣川太一 岩波新書 1,254
ラザルス 世界最強の北朝鮮ハッカー・グループ ジェフ・ホワイト 草思社 2,420
地域経済のリデザイン 生活者視点から捉えなおす 松永桂子 学芸出版社 2,750
世界中から人が押し寄せる小さな村 新時代の観光の哲学 島村菜津 光文社 2,090
電力危機 私たちはいつまで高い電気代を払い続けるのか? 宇佐美典也 星海社新書 1,375

週刊東洋経済「話題の本」: 5/13 号 5 冊
ウクライナ戦争は問いかける NATO東方拡大・核・広島 副島英樹 朝日新聞出版 2,530
イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 ダニエル・ソカッチ NHK出版 2,860
逆襲する宗教 パンデミック原理主義 小川忠 講談社選書メチエ 1,925
山林王 田中淳 神泉社 2,750
北関東の異界 エスニック国道354号線 室橋裕和 新潮社 1,760

朝日新聞: 5/13 朝刊 14 冊
地の糧 アンドレ・ジッド 新潮文庫 605
カティンの森のヤニナ 独ソ戦の闇に消えた女性飛行士 小林文乃 河出書房新社 2,552
街とその不確かな壁 村上春樹 新潮社 2,970
内角のわたし 伊藤朱里 双葉社 1,815
毒の水  PFAS汚染に立ち向かったある弁護士の20年 ロバート・ビロット 花伝社 2,750
議員の両性同数 パリテの現在地 レジャーヌ・セナック 白水社文庫 1,320
主権者を疑う 統治の主役は誰なのか? 駒村圭吾 ちくま新書 1,012
こころを旅する数学 直観と好奇心がひらく秘密の世界 ダヴィッド・ベシス 晶文社 2,640
電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました 伊藤聡 平凡社 1,980
妾と愛人のフェミニズム 近・現代の一夫一婦の裏面史 石島亜由美 青弓社 3,080
芝居のある風景 矢野誠一 白水社 2,640
悪魔はいつもそこに ドナルド・レイ・ポロック 新潮文庫 990
アリバイの唄 夜明日出夫の事件簿 笹沢左保 徳間文庫 990
エンドロール 潮谷験 講談社文庫 792

毎日新聞: 5/13 朝刊 8 冊
杉浦康平と写植の時代 光学技術と日本語のデザイン 阿部卓也 慶應義塾大学出版会 4,400
戦後空間史 都市・建築・人間 戦後空間研究会編 筑摩書房 1,980
少人数学級の経済学 エビデンスに基づく教育政策へのビジョン 北條雅一 慶應義塾大学出版会 2,970
母の味、だいたい伝授 阿川佐和子 新潮社 1,540
火星からの来訪者 知られざるレム初期作品集 スタニスワフ・レム 国書刊行会 2,970
銀の匙 中勘助 岩波文庫 660
ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所 関口竜平 大月書店 1,870
バレエ伴奏者の歴史 永井玉藻 音楽之友社 2,420

読売新聞: 5/14 朝刊 9 冊
サーカスの子 稲泉連 講談社 2,090
天下人たちの文化戦略 科学の眼でみる桃山文化 北野信彦 吉川弘文館 1,980
「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 冬木糸一 ダイヤモンド社 1,980
刑事司法記録の保存と閲覧 記録公開の歴史的・学術的・社会的意義 石塚伸一 日本評論社 8,250
ことばとかたち キリスト教図像学へのいざない 西野嘉章 東京大学出版会 8,580
ラザルス 世界最強の北朝鮮ハッカー・グループ ジェフ・ホワイト 草思社 2,420
私のものではない国で 温又柔 中央公論新社 1,870
ポスト・ヨーロッパ スラヴェンカ・ドラクリッチ 人文書院 3,300
決定版 今日からぼくがクッキング 瀧知子 光文社 1,760

ダ・ヴィンチ 6月号「今月の絶対はずさない!プラチナ本」  1 冊
北関東の異界 エスニック国道354号線 室橋裕和 新潮社 1,760
「こんげつのブックマークEX」  6 冊
南風に乗る 柳広司 小学館 1,980
赤い月の香り 千早茜 集英社 1,760
危険なふたり 樋口卓治 幻冬舎 1,760
きみはサイコロを振らない 新名智 KADOKAWA 1,815
彗星交叉点 穂村弘 筑摩書房 1,540
飽きっぽいから、愛っぽい 岸田奈美 講談社 1,760

サライ「Book レビュー」 6月号 6 冊
地獄遊覧 地獄と天国の想像図・地図・宗教画 エドワード・ブルック=ヒッチング 日経ナショナル ジオグラフィック 3,300
「おふくろの味」幻想 誰が郷愁の味をつくったのか 湯澤規子 光文社新書 1,034
貴族とは何か ノブレス・オブリージュの光と影 君塚直隆 新潮選書 1,760
ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと 伊藤雄馬 集英社インターナショナル 1,980
図解 世界遺産ル・コルビュジエの小屋ができるまで 藤原成曉、 八代克彦 エクスナレッジ 2,860
俳句が伝える戦時下のロシア ロシアの市民、8 人へのインタビュー 馬場朝子 現代書館 2,200 

以上