遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「濃い顔」「白い顔」「さもしい顔」いえいえ「おぞましい顔」の高市早苗候補?

昨日の高市早苗自民党総裁選出馬表明会見で、司会を務めた黄川田仁志衆院議員が挙手した記者を指名する際、「顔が濃い方」などと表現し、黄川田は別の記者には「逆に顔が白い、濃くない方」と発言したそうです。

この「濃い方」「白い方」という表現にSNSで炎上したもようです。

テレビや動画のお笑いやバラエティ番組じゃないのだし、世界に冠たる日本国の総理大臣にならんとする候補者の決意表明記者会見での司会者発言としてはまことにお粗末で、これがもし米国の政府高官なら即刻辞めさせられるような失言だったでしょうし、民間のキャスターなら首が飛ぶような問題発言でした。

まあ高市早苗の後援議員でしょうから、これくらいのクオリティでしょうし、当の黄川田本人は「不適切な表現だった。不快に思われた皆様や記者の皆様に謝罪したい」と例の「不快に思われたなら謝罪する」という態度です。

不快に思われようがそうでなかろうが、「二度とこんな失言はしません、申し訳ございません」と謝罪すべきです。

「顔」の話で思い出したのですが、高市早苗は過去に「さもしい顔して貰えるもの貰おうとか弱者のフリをして少しでも得をしようという国民ばかりでは日本は滅びる」と弱者攻撃発言をしました。生活保護給付を受けている人たちを攻撃するような発言だったのでしょうが「さもしい顔して」というのが、いやはやなんとも下劣な表現で、松下政経塾でそういう言葉遣いを学んだのかしら。

不快に思われたなら前もって謝罪しますが高市候補の顔もずいぶんさもしいというか、作り笑いが過ぎるというか、おぞましい妖怪のような気持ち悪さが際立っているように見えますが、いかがでしょうか?

ということで、「顔」のことはともかくも、ゲスイ言葉を使いウソを平気でつく宰相は安倍晋三で最後にしたいと思うきょうこの頃であります(嗚呼なんと下品な記事、ペコリ)。