昨夜は、わが家恒例の年に一度の漫才鑑賞タイム「M-1グランプリ2024」を楽しみました。
令和ロマンが、昨年と同じくまたもや一番目に登場し、そのまま決勝まで残って優勝(2連覇)しました。
髙比良くるまが着ていた衣装の肩のラインが気になっただけで、ハチャメチャ(くるま:手練れていて破綻しない)とどっしり(けむり:体型・声質と同じく包容力あり)コンビの貫禄の優勝だったという感じでした。
決勝戦の漫才は、そんなに笑えなかったけど劇団「令和ロマン」みたいやなあと思いながら見ていました。
その他気になったコンビは以下のとおりです。
◆バッテリィズ
初見でしたが、1本目はネタが面白くて、良く練られていて安心感もあり、そのまま優勝まで突っ走るかと思いました。来年以降M-1で期待できそうだけど、別の仕事も増えてきそうでめでたいことです。よかったよかった。
◆真空ジェシカ
初出場時から好きなコンビ。1本目のネタは出来が良く、川北の世に忖度しない迎合しないさまが健在で相変わらず好きな漫才でした。他で売れているのか知りませんが、そのままM-1に出続けてほしいです。
◆ヤーレンズ
去年初めて見て好きになり今年も期待に違わず、相変わらずきめの細かい楢原のスケールの小さいボケが心地よかったです。
◆ジョックロック
初見のコンビ。福本が37歳ですが相方の26歳のゆうじろーが芸歴3年でコンビ結成後2年というキャリア。福本の仙人みたいな芸風が面白かったのですが、どのネタをやってもああいう風なのでしょうか。私はああいう芸風スタイルの漫才は大好きです。舞台では仕事が出来そうな二人ですから今後が楽しみです。
◆エバース
初見。しゃべくり中心の正統派の漫才で、セリフも聞き取りやすくて面白かったです。アドリブも利きそうでテレビの仕事も出来そうだけど、良い台本を書き続けて舞台で落ち着いた芸風をさらに磨いてほしい。
◆ユリイカ
決勝に残れなかったのが残念でしたが、敗者復活を勝ち上がりよく決勝にまでたどりつきました。私は彼らの漫才のファンですから、仲良しコンビの漫才を楽しめました。もう売れてる漫才師なのかな?
今年は1万組を超えたエントリーだったようですから、さすがに優秀で面白いのが揃ったようです。
ということで、今年は令和ロマン劇団の旗揚げ興行のようなM-1でした。