遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

大河ドラマ「麒麟がくる」本能寺で幕を閉じる

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大河ドラマ麒麟がくる」。ついに最終回を迎え「本能寺の変」がそのクライマックスでした。

麒麟がくる」は、はじめから10回くらいまで見ていて、その後は最終回までショートカットしました。最終回までに、堺正章門脇麦尾野真千子岡村隆史などがまだ出演していて(演じている人物が生存していて)へーと思いました。

信長によって火を放たれた本能寺のシーンを見ていて「京都は血なまぐさいことばかりあった地だったな」と思ったのですが、同じテレビを見ていた京都生まれの妻にはそのことを口に出さずに心の中だけにとどめておきました。

洋の東西を問わずいつの世であっても、血なまぐさいことは女には関係なくて、とち狂った男のせいでもあるので黙っていましたw。

それはともかくも、戦国ものは大河ドラマにしばしば登場して視聴率回復に努めている(?)ようです。

日曜夜の大河ドラマで、信長はいったい何回くらい本能寺の最期を迎えたことでしょう。

私が小学校5年生の時に始まった大河「太閤記」(1965年)では、高橋幸治織田信長を好演しました。その「太閤記」はおそらく一回も欠かさず父親と見たと思います。主人公の秀吉の母親役を「おちょやん」のモデル浪花千栄子が演じていました。そのほか「太閤記」のすごいキャスティングデータを最後に貼り付けておきます。

ところで、いまの俳優さんは殺陣・ちゃんばら(や格闘)の演技・たちまわりが下手ですね。演出の問題でしょうが、立ち回りシーンに限ると時代劇が廃れてきました。

それから、「麒麟がくる」の織田信長のキャスティングも顔が徳川家康のようで、私には違和感がありました。

最後に、興味深いツイッターがTLにありましたのでご紹介します。

寺井 半兵衛《お城探検記》@historyTeraiHan
#麒麟がくる に登場した細川藤孝・忠興、明智光秀・玉・お牧、浅井長政・市、織田信秀・信長・土田御前、佐々成政前田利家丹羽長秀、大政所、三条西実澄、近衛前久二条晴良正親町天皇誠仁親王徳川家康・信康・築山殿・於大、斎藤道三稲葉良通の直系子孫を知ってますか?
今上天皇です

 

知りませんでした、そうですか。

 

【参考データ】

太閤記 1965年放送
原作 吉川英治新書太閤記
脚本 茂木草介
演出 吉田直哉
出演者 緒形拳(以下五十音順)
赤木春恵
石坂浩二
石山健二郎
稲野和子
稲葉義男
浦辺粂子
乙羽信子
尾上菊蔵
片岡秀太郎
片岡孝夫
川津祐介
岸恵子
北村和夫
神山繁
山茶花究
佐藤慶
佐野周二
茂山七五三
島田正吾
高橋幸治
田崎潤
辰巳柳太郎
田村高廣
田村正和
土屋嘉男
坪内ミキ子
冨田浩太郎
中村歌門
名古屋章
浪花千栄子
二木てるみ
花沢徳衛
浜木綿子
早川雪洲
フランキー堺
福田善之
藤村志保
松村達雄
御木本伸介
三田佳子
宮口精二
渡辺文雄
ナレーター 平光淳之助
ウィキペディアより)