韓国では統一教会の韓鶴子総裁が逮捕されたというのに、日本では自民党総裁選のお祭り騒ぎ。
総裁選の共同会見や討論会で候補者全員に「これまでとこれからの、統一教会とあなたの距離感と立ち位置についてお話しください」という問いを投げかけてほしいものです。
統一教会とつながりがあるという国会議員には、知らないうちに利用されていたというケースもあるので、距離感には粗密があると思います。
立憲民主党の議員にも関係性があったという議員がいますが、知らないうちに近づいてきたと思しい印象があります。しかし、それは毎年クリスマスパーティーに統一教会に出かけて連帯のあいさつをしていた維新の会の代表だった馬場などとは明らかに一線を画すものです。
そして、自民党の総裁選に出ようかという人たちも、「知らなかった、利用された」というような距離感ではないはずで、「先生、私たち統一教会を使ってください利用してください」と言ってくる立派な先生たちばかりで陽から、これまでの関係と今後の関係性について正直に話してもらいたいところです。
総理総裁になった後でウソがばれると大変なことになると思いますし、解散命令が決定的になると統一教会側から証拠が突き付けられますから、5人の立候補者に立ち位置について質問してほしいものです。
また、統一教会は信者を自民党の国会議員の秘書を送り込んでいるというのは噂なのか事実なのかについても、総裁になって最初の仕事の一つとして調査するかどうかを、5人い訊ねてほしいものです。
政権与党である自民党の国会議員しか知らない国家機密は、秘書を通じて統一教会に漏れていないか？というのは、大変なスパイ活動にかかわることですので、調査に否定的な総裁候補は売国奴と呼んでいいと思います。
自民党がカルトの息がかかった政党であるということは、今後も掃討できない事実関係があります。たとえば、日本会議や神道政治連盟との関係性は今後も切れないと思いますが、少なくとも統一教会との関係性を断ち、被害者である信者の救済に向けて何をするのかということは意思表明させるべきだと思います。
小泉進次郎などは、あとさき考えずに「きっぱり関係性を断ち、関係者を切り、被害者を救済する方法を考えます」と言うだろうし（知らんけど）、高市や茂木はふにゃふにゃと言葉を濁すかもしれないので、後学のためにその態度だけでも観察してみたいものです。
ということで、統一教会は「奥の院」から瓦解し始めていますので、深く関係した政治家や日本支部も徹底的に叩き潰し、資産を凍結し二世信者などを救済したいものであります。
