社民党の福嶋みずほが、韓国の尹大統領が発令した戒厳令と、日本で憲法に盛り込まれようとしている緊急事態条項について、端的に20秒の発言をしています。
韓国の戒厳令、そして日本の緊急事態条項案について pic.twitter.com/7u7PNwwCrP
— 福島みずほ 参議院議員 社民党党首 (@mizuhofukushima) 2024年12月4日
昨夜韓国の大統領が戒厳令の発令をしたことを知ってほんとうに驚きました。
戒厳令、ありえないです。
民主主義を破壊するものです。
韓国は戒厳令を解除するのに、国会議員の過半数でやれると聞いております。
ですから国会議員を国会の中に入れないために軍隊が投入される、そんなことも起きました。
でも国会議員は本当に国会の中に入って、戒厳令解除の決議を出しました。
市民は真夜中にもかかわらずゾクゾクと国会前に詰めかけたからです。
戒厳令解除を国会がやったにもかかわらず、大統領は解除をしませんでした。
しかし今、戒厳令の解除はされました。
民主主義を破壊する大変な暴挙です。
そして、日本で自民党が企てている緊急事態条項も、同じような性格のものです。
緊急事態条項、戒厳令、絶対許してはいけません。
昨夜から未明にかけての韓国の国会周辺の動きは戦慄的でしたが、立ち上がった市民が国会前に駆け付けて軍隊に対峙した様子を目にして、日本は平和だなあと感じてしまいました。
軍隊に半ば命を懸けて説得しようとする丸腰の市民を見て、日本人は事の重大さを感じたのでしょうか。
冒頭の画像の、民主主義を守るために軍の兵士の銃身を掴もうとする女性の映像を見て感動してしまいました。彼女が何を叫んでいたのか分かりませんが、ノー天気な日本人が彼女を見たら、「パフォーマンスか?」「金もらって動員されたのか?」などと思うのでしょうか。
韓国では、45年ぶりの戒厳令だったようですが、若い人たちも国会前で抗議活動をしていましたし、愛国心に満ちた素晴らしい行動ではないでしょうか。
また多くの国会議員も国会に駆け付け、戒厳令の解除を決議しましたから、自分たちが国や市民を守るために何をしなければならないかがいつでもしっかりわかっている議員たちで、玉木雄一郎や斎藤元彦の名前を出すまでもなく日本の議員や首長のレベルとはかけ離れているようです。(北朝鮮との緊張感もあるにはあるのですがね。)
尹大統領は弾劾されるでしょうし、韓国はしばらくこの後始末で揺れ動くでしょうが、いずれにせよ6時間で戒厳令が解除されたことは何よりでした。
今回の韓国の戒厳令について、何のために何があったかは以下の朝日新聞記者の解説動画を見ればわかります。SNSでは異口同音にこの動画がすぐれた手引きだ教えてくれました。
ということで、日本国憲法に緊急事態条項を盛り込むと、日本は権力者と軍隊に沈められてしまいますから、政治家の嘘には注意して暮らしていきましょう。
◆あめとりん🐱「是々非々」は大事だよ@2010ameame
この国が滅ぶとしたら、外敵ではなく内側のバカに滅ぼされるだと思うけど