昨日はいろいろあった日曜日です。しかし、何はともあれわが阪神タイガースがリーグ優勝をしたことについて触れずにはおれません。
球団創立90周年目の節目の年に、NPB史上最速の9月7日に優勝するという金字塔を打ち立てた阪神タイガース。
選手諸君、球団関係者、そしてファンの皆さま、優勝おめでとうございます。
2023年に続く2年ぶりの優勝を、選手たちは昨季優勝を逃したことによる自身とファンの悔しさを見事に払拭してくれました。その悔しさをバネに開幕からずっと、新監督藤川球児の下、選手諸君はクールな野球を実践し続けました。
これで阪神の優勝は、1リーグ時代の1937秋と1938春、1944年、1947年の4度のほか、NPBが2リーグ制になって以降の、1962年、1964年、1985年、2003年、2005年、2023年、そして2025年の7度目の優勝となりました。
7度の優勝のうち1964年以降の6度の優勝を記憶している私のタイガースファン歴(その前は南海ホークスのファン)ですが、退職して老後の生活になってからの2度目の優勝はことのほかうれしい出来事になりました。
今シーズンのタイガースは、どちらかというと投手陣を中心とした鉄壁の守りのチームでした。優勝を決めた昨夜の試合も、そのことを象徴するような試合展開でした。今の投手陣をすべてLAドジャースに貸し出したら、ドジャースがMLBのナショナルリーグをぶっちぎりで優勝できたのではないかと思うくらい、素晴らしい守りのチームでした。
そういえば、開幕前のドジャースとカブスとのオープン戦は阪神が完勝しましたね。
とりわけ、完勝したドジャース戦が印象的でした。才木をはじめ投手陣がドジャースを0点に抑え、佐藤輝明がスネルからライトスタンドへ完璧な3ランホームランを打ち3対0で勝利した試合を見て、今年の阪神は素晴らしいチームに仕上がった、今季は優勝できるとファンの誰しもが確信したのではないでしょうか。佐藤のホームラン王もいけるんじゃないかと思いました。
才木やサトテルや村上、そして若い選手たちがタイガースを飛びたってMLBで活躍してくれることも、阪神ファンの一人として願っています。安い年俸の阪神を出てMLBで高給取りになってもらいたいという親心から、そう願わずにはいられません。
まあその前に今季の個人タイトル争いを阪神の選手たちは手にしてもらいたいので、残りの試合もしっかり戦ってもらいたいと思います。
その上で、MLBに主力が流出してもなお、このタイガースの黄金時代をしばらく続けていってくれることを望むばかりです。というのも、有望な若手がまだまだいますし、良い指導者も在籍していますから、そう願っているきょうこの頃であります。
まことに美しい優勝でした。おめでとう! そしてありがとう。