よく道を尋ねられる。今も昔も。
池袋で、粋なお姉さまに「地下鉄の駅、こっちだったかしら?」
京都祇園石段下で、関西弁じゃない学生嬢に「立命館大学は、ここから北でしたよね。」
退社時に、職場近辺でもよく尋ねられる。
それから、客として居るショップで、「これください」とか、「違うサイズありませんか」などと、店員に何度か間違えられる。
信号無視をお巡りさんに咎められ(朝からやめてよ)たが、運転免許と私の顔を、ためつすがめつ眺めて「悪いことする顔と違うなぁ」と見逃してくれたこと、実に2回。(2回とも同じ近所のお巡りさん。)
顔で判断するなーっ、職務怠慢だ、第一意味不明!、でもアリガト。
そんなに無防備な顔してるのかなぁ。
そんな無防備な顔を利用して、こちらからもよく道を尋ねる。
パリはエトワールの凱旋門付近で、上品な老婦人に、
「パルドン マダム。 ルイ・ヴュトン シル ヴー プレ?」
とかなんとかでたらめなフランス語で、ルイ・ヴィトン本店の場所を聞くと、笑顔で喜んで教えてくれた。
ルイ・ヴィトン、今はどこで買っても、値段も品揃えも、同じようなものなのか。
日本のルイ・ヴィトンのショップで、ウィンドショッピング中の父娘(我が子)の会話。
娘「これカワイイ。欲しい。」
父「自分で稼げるようになってから、自分の金で買え。」
ルイ・ヴィトン モノグラム・ラインに「パンダ」ライン。
「チェリー(サンクランボ)」ラインもあったな。
村上隆は、<ゆず>だけでは飽き足らず、<ルイ・ヴィトン>とコラボレーション。
<< 2003年、ニューヨークのオークションクリスティーズにて、等身大フィギィア『Miss Ko2』が 約6,800万円で落札され話題となった。これは日本現代美術作品の最高額である。後に本人は、落札者が芸術作品としての価値に惹かれたのでは無いように思えると話している。
2003年、海洋堂とのコラボレーションにより、自らのフィギュア作品をわずか350円の小さなフィギュアにしてナンバリングされた証明書を添付した、アート食玩『村上隆のSUPERFLATMUSEUM~コンビニエディション~』を発売したことでも話題を呼んだ。
村上は6,800万円の作品が無料で大量に複製生産されることの面白さがこの商品の意義であると解説で述べている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%91%E4%B8%8A%E9%9A%86 >>
オークションで高値で取引されても、村上のところに金が入ってきたわけではないだろうし、海洋堂とのコラボによるサブカルチャーへの貢献度も高いし、その姿勢は偉い、と言っても、いいかな…ん?。
バッグ画像 http://www.vuitton.com/ja/ より