「プレリュード~ベスト・オブ・シャルロット・チャーチ」
ある時「ニュースステーション」の天気予報のバックミュージックに、「明日に架ける橋」が流れた。 それも、俯瞰で海岸線を撮った映像のバックに流れ、それはそれは美しい天気予報であった。
それを歌っていたのは、本家のアート・ガーファンクルではなく、女性であった。
その女声ボーカルに、一目惚れしてしまった私は、「NS」のHPをさっそく検索。しかし歌い手の情報が判明したのは、数ヶ月のちのことであった。
その歌い手は、英国生まれのシャルロット・チャーチであった。今でもまだ19歳の歌姫である。
このCDは、2002年12月発売の、ベスト盤(オムニバス)であるから、彼女がまだローティーンの頃(12~15歳)の歌声が入っている。
年増好みの私には、いささか幼い歌声もあるが、媚ない、外連味(けれんみ)のない無垢な歌声は、清しい。
と書くと、ハートもテクニックのないのかと思われるかもしれないが、我が国のお嬢さん歌手達とは「雲泥の差・月とすっぽん・ちょうちんと釣鐘」の違い、一定レベルに達していないと、CDデビューなんか出来ないのである。
Myブログで過去に、
フィリッパ・ジョルダーノ( http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/4814591.html)、
エラ・フィッツジェラルド(http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/7184432.html)
を紹介してきたが、彼女達と違うところは、キャリアの差だけであろう。
ま、その「キャリア」ってのが、一言で片付かない重さなんだけど…。
20歳過ぎたらただの人、になって欲しくないけど、分からない。
ブリトニー・スピアーズのような成長記録もあることだし。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006LFGG/ref=pd_ecc_rvi_1/249-6643994-7119555
ここで、輸入盤を全曲試聴できるので、確かめられたい。(私はAmazonとは無関係、一応断わっておく。)
賛美歌・ポップス・クラシック何でもござれのベスト盤。
買うなら、歌詞カード・邦訳・解説つきの邦盤をお奨めする。
CDレンタルに置いているかな?
曲目リスト
1.ピエ・イエズ
2.マイ・レイガン・ラヴ
3.「カルミナ・ブラーナ」
4.天使のパン
5.アメイジング・グレイス
6.ジャスト・ウェーヴ・ハロー
7.「音楽の夕べ」~ラ・パストレラ
8.スルー・ザ・フェア
9.アヴェ・マリア
10.ドリーム・ア・ドリーム(エリジウム)
11.フラワー・デュエット
12.ハバネラ
13.ザ・プレイヤー
14.オール・ラヴ・キャン・ビー
15.イッツ・ザ・ハート・ザット・マターズ・モースト
16.タントゥム・エルゴ
17.明日に架ける橋
18.サンクタ・マリア
19.バルカローレ
20.サマータイム
21.クィス・エスト・デウス~神の姿