阪神タイガースの福留孝介は、PL学園時代から注目していた選手です。注目していたのはプロ球団も同じで、彼はドラフト会議で7球団から1位指名を受けました。ちなみに、昨年プロ入りの清宮(日ハム)が7球団指名でした。
2013年と2014年の成績は振るわず、福留はこれで終わっていくのかなと思っていました。しかし、2015年からは目覚ましい活躍を見せてくれました。なかでも印象的だったのは、荒木郁也のバットを借りて出場した試合で、ホームランを含む大活躍をしたことでした。
あの借りたバットは、福留を蘇らせたのかもしれないと私は思っています。あれ以来今日まで、メジャーに行く前の力に加えて、精神的に一つ上のステージに上る悟りの境地に入ったような気がします。
そして、2019年5月5日。この日に私の3人目の孫が生まれましたが、福留孝介はセントラルリーグの通算5万本目のホームランを打ってくれました。それも、42歳でのセリーグ最年長サヨナラホームランでした。アッパレ!
彼には、いずれは阪神の指導者として残ってほしい人材ですが、当面は主軸選手として貢献してくれることを期待しています。日本球界だけで2000本安打も近い目標だろうと思いますので、休みも取り入れながら長く活躍してほしいものです。阪神の若手は、彼をお手本として学んでもらいたいものです。バンザイ!
以下、デイリースポーツより。
阪神が福留孝介外野手(42)の3号2ランでサヨナラ勝ちした。福留の本塁打はセ・リーグ通算5万号となるメモリアルアーチとなった。42歳0カ月でのサヨナラ本塁打は、金本知憲の41歳1カ月を上回るセ・リーグの最年長サヨナラ本塁打ともなった。
◆1万号 末次民夫(巨人)68年6月23日 広島戦(広島)