遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

新元号に「安」の字は使われるのか

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上の画像は、「時安」「寛安」「享禄」の元号3案を勘申する室町時代の文書だそうです。元号は「享禄」に決まったそうですが、この元号が使われたのは1528年から1531年までの短期間だったようです。

採用されなかった元号には、ともに「安」の字が使われています。

いま、新元号に「安」や「晋」がついたら許さんという方が、1億人くらいいらっしゃるような気がします(そんなにもいないかw)。それは、時の総理が安倍晋三という名前だから許さないということのようです。

平成の次の新元号は、4月1日の昼ごろ発表されるようです。

私にとってはほんとにどうでもいいニュースなのですが、新元号に「安」や「晋」の字が使われていたら、それはそれで愉快ですね。

ただし、新元号の制定の経緯は国民に知らせるべきだと思います。

どこのどなたが何を出典(参考)にして、どういう理由でどういった意味を持つ新元号に決めたのかを、示すべきでしょう。何もそれを隠す必要はないと思います。

さて、新元号に「安」の字は使われているでしょうか。「安」の持つ意味は、この上なくいいものですから、複雑な思いですね。

それにしても、そろそろ公文書などに元号を使うのをやめにしませんかね、面倒なことこの上ないですからね。