遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ありがたい液体ミルクと保育士さん

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週末2日間、それぞれほぼ半日身内の2歳児と乳飲み子を預かりました。両日とも、子どもたちの両親が不在でした。
 
乳飲み子が飲むミルクは粉ミルクでした。固形のミルクを70度のお湯で溶かして、飲める温かさになるまで冷まします。
 
70度より低いと殺菌が不十分で、70度より高すぎると破壊される栄養素があるようです。
 
その適温に冷ます過程が少々面倒です、いや、手間がかかると言いなおします。ほぼ常温で飲ますことができる液体ミルクがあれば、便利で楽でとてもありがたいと実感できると思います。
 
日本では昨年ようやく液体ミルクが発売されました。遅きに失することで、今に始まったことではないのですが、いまさら指摘するまでもないことですが、厚労省は世の中のことをどれだけわかっているのでしょうか。
 
液体ミルクの携行用袋を、ツイッターでどなたかがデザインされていたのが上記の画像。母乳でも粉ミルクでも液体ミルクでも「愛情はいっしょ」ですよね。
 
液体ミルクの利点を夫に伝えるため、妻が思いついた「例え話」がネット上でバズっていた(注目を集めた)ようです。
 
「液体ミルク、すげーなー、めっちゃ便利よなー」って夫に言ったら
 
「粉と値段全然違うんでしょ?イマイチ良さが分からん」というので、
 
「喉乾いてポカリ買うとき、粉のほうが安いと知ってもペットボトルのほう買わん?」と言ったら分かってくれた
 
 
値段は液体ミルクが1L1000円、粉末がミルクが1L分で300円程度のようで、乳児は1日約1Lのミルクを飲むようです。
 
今後、液体ミルクが主に買われるようになりますので、メーカーはいますぐ粉ミルクと同じ価格設定にするべきだと思います。
 
政府は、原発維持のために電力会社に補助金を積んでやるくらいなら、液体ミルクメーカーに補助金を出してほしいものです。
 
少子化にストップをかけるために、メーカーは少しでも世に奉仕をしましょう。そうすれば、液体ミルクは未来永劫「売れ筋商品」となってメーカーに利益を還元してくれます。
 
赤ちゃんがたくさん元気に育ってくれれば、赤ちゃんが元気な大人になって、未来永劫、次々に元気な赤ちゃんが生まれてくるのですから、よろしくお願いしたいものです。
 
それから、保育士さんの平均年収は300万円程度とのことですが、倍額にしてもらって結構です。ゼロ歳児保育は、とりあえず預かってくれたら借金してでもお願いしたいところです。
 
以上、たった2日間の臨時保育士体験報告でした。