遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

竹中平蔵による授業反対!/東洋大学

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東洋大学で炎上騒ぎ。

竹中平蔵教授を批判 東洋大4年生「退学」騒動の本人を直撃

東洋大学の4年生のある学生君。彼は就職先が決まり、卒業を目前にして、立看を作りビラを撒き(上記画像)、同学の竹中平蔵批判を繰り広げた。

《「正社員はなくせばいい」「若者には貧しくなる自由がある」「トリクルダウンはあり得ない」など竹中氏の過去の暴言を列挙し、〈労働者派遣法の改悪は、自らが会長を務める(人材派遣)会社の利権獲得に通じていた〉〈まさに国家の私物化〉〈こんな男がいる大学に在籍していることが、僕は恥ずかしい〉と訴え、〈今こそ変えよう、この大学を、この国を〉と呼びかけた。》

すると大学職員が駆け付け「連行」され、あろうことか退学勧告を受けることになった。

《『大学の秩序を乱す行為』に該当するとし、退学処分をちらつかせてきました。さらに『君には表現の自由があるけど、大学のイメージを損なった責任を取れるのか』と大きな声で言われたり、『入社した会社で立場が危うくなるのでは』とドーカツされたりしました」》

ツイッターでは、なぜこの学生の行為が退学処分に値するのかと、東洋大学の対処に批判が集中し炎上した。

この学生が訴えたことに間違いないはない。パソナの会長を兼任する当概教授竹中平蔵は、今の格差社会を生み出した下手人だと言っても差し支えない。だからこそ、大学の退学勧告行為に批判が集中したのである。

「闇商人」竹中平蔵を日の当たるところへ引きずり出した「勇者」学生君の訴えは、東洋大学を思えばこその偉大な行動だと思うのである。

この学生君の勇気ある単独行動は、竹中嫌いなくせに安倍政権の報復が怖くてだんまりを決め込む大手メディアよりはるかに立派な行動である。箱根駅伝の山登りの柏原先輩に匹敵するほどの勇者ではなかろうか。あっぱれ!