■天覧相撲
今日は天覧相撲だった。今上陛下としては最後の国技館のようだ。
いつもなら、結びの一番は「この一番にて打ち止め」と立行司が口上するところを、天覧試合は「この一番にて結びにござります」と口上していた。
妃殿下の気品も相変わらずで、お見事だ。
そういえば、正月の皇居の一般参賀は、すごい人出だった。
上皇になられても、国民に顔をお見せにまた来場されたらいいと思った。お二人なら歓迎する。
■白鵬
その「結びの一番」で白鵬は勝ち越しを決めた。一人全勝をキープして、折り返し点を通過した。
だから、どんなに絶好調の力士が立ち向かっても、僅差で白鵬が勝って軍配が上がる。ことに、今場所は僅差の勝利で、オーラが味方しているとしか説明がつかない勝ち方だ。
《白鵬 モンゴル相撲一家のサラブレッド!横綱にすぐなりそうな安定感のある強さは、貴乃花に似ている。 朝青龍の最大のライバル出現。》と私が初めて白鵬をブログ記事に登場させたのが2006年3月9日だった。その直後の3月12日から始まった大阪での三月場所で、関脇だった白鵬は朝青龍と優勝決定戦で敗れたものの準優勝にまで上り詰めていた。
あれから、13年の全期間第一線にいるのが素晴らしい。
続け!若武者たち。