で年齢別、男女別の人口分布は上の画像のとおりで、棒グラフは上から下へ高齢者から若い年齢層の人口分布を表している。
秋田県の少子高齢化状況は一目瞭然で、逆ピラミッド型が見て取れる。子どもを産み育てる世代(20歳~39歳世代)の多くが秋田を離れて都会に出ているのだろうか、生まれてくる子どもが極端に少ない。あるいは、もっと他の理由で子どもを作らないのだろうか。
ところで、2018年の国内出生数は過去最低の92万人だったそうだ。
国内出生数、最少92万人 人口自然減は過去最大44万人
日本全国の人口分布図は、上のグラフの「沖縄型」ではなく「秋田型」の形に限りなく近づいている。
保育園の整備や教育費や医療費の無償化など、少子化対策が整備されないまま20年以上が過ぎていることの表れだ。
戦後ずっと米軍基地があるにもかかわらず、子どもを産み育てて静謐に暮らしている沖縄の人たちと、南青山に児童相談所が来ると、青山の価値が下がると騒ぐ一部の住民との人間的大きさの差には言葉を失う。
ヘタレな国日本は、経済大国の米国や中国の植民地になるほかないのではないだろうか。50年もすればそうなってしまいそうな国力の低下である。
とりわけ、ここ数年の無能な政府のおかげで、国力の低下は著しい。100兆円の国家予算を大幅に削減して、借金を返しつつ(赤字国債の返済)50年後の国づくりのための支出に特化した予算編成を早急に構築すべきだろう。