《秋篠宮さまが30日の53歳の誕生日を前に紀子さまと記者会見し、天皇の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」について、「宗教色が強いものを国費で賄うことが適当かどうか」と述べ、政府は公費を支出するべきではないとの考えを示した。この考えを宮内庁長官らに伝えたが「聞く耳を持たなかった」といい、「非常に残念なことだった」と述べた。》
宮さまは口調はやわらかいが、激高されているのではないか。天皇陛下も皇太子殿下も同じ思いで、それらを代表して意見を述べられたのではないだろうか。
宮さまが公的な場で、このようなことを述べるのは、自身のお考えではなくて皇室のコンセンサスを得ていなければありえないことではないだろうか。
無駄使いをしないで、伝統を継承することを考えたらどうかというお考えに私も大賛成である。
大嘗祭はしめやかに「身の丈にあった儀式」とすればいいのだ。天皇家が私的行事ととらえておられるのだから、そのお考えに従うのが宮内庁だ。長官は単なるパイプ役なんだから、皇族のお考えのことを安倍政権・政府に伝えてそれを実行すればいいのだ。
かつて、天皇が退位したいと宮内庁に相談した時も、山本長官は聴く耳を持たなかった。結局天皇は「お言葉」として自ら退位を宣言された経緯がある。まったくもって、役立たずで政権のご機嫌伺をしているだけの宮内庁長官なのである。安倍の分身のようで、不敬なことこの上ない。