遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

T・スウィフトみたいな物申す有名人募集!

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T・スウィフトの呼びかけで中間選挙に変化---オンラインの有権者登録が大幅に増加

《スウィフトさんは7日、中間選挙で野党民主党の2人の候補者に投票すると言明。また、有権者登録を済ませ、選挙に行くよう、写真共有アプリのインスタグラムに書き込んだ。Vote.orgによると、これ以降、25万件以上の登録があった。》

不覚にも私はこのテイラー・スウィフトという歌手を知らなかったのですが、若者に影響力のあるビッグのようです。それが証拠に、スウィフトが呼びかけてすぐ25万人が有権者登録(登録しないと投票権がない)をしたそうです。共和党の地盤である南部テネシー州出身の彼女は、銃規制についても物申していて、28歳にして勇気のある行動をとっています。

安室奈美恵が、沖縄県知事選挙の頃に、亡くなった翁長さんの沖縄を愛する思いを継承したいと発言したことがありました。そのことで玉城デニーへの投票にどれだけのインパクトがあったか定かではありませんが、スウィフトのように、日本でも政治や人権ではっきり「NO!」と意見を言う超有名人やアイドルが現れないかなといつも思っています。

でもものすごく影響力のある超有名人自体が存在するかというと、いないような気もするので、数多くの(500~1000人程度)各界のかなりな有名人が「原発要らない」「税金返せ」「改憲するな」「給料上げろ」「保育所作れ」「あらゆる差別を許すな」みたいなことを延々とさまざまなシーンで節度ある態度で言い続けると、少しは世の中変わってくると思いますよ。

元スピードの今井某もそんな感じで、自民党から参議院議員になりましたが、今は恋する議員さんになってしまって骨抜きもいいとこです。まあ、山本太郎みたいな正義のタレント議員は大歓迎ですが、本業で食っていける「物申す」有名人という制約はかなりハードルは高いと思います。

そこそこの有名人は、反政権や人道的な発言をするとすぐテレビやメディアから干されてしまいますので、野党はそれを「異議あり」と大々的に抗議してサポートしてやるくらいの気概を持って、この生きにくい世の中を変えていきましょう。

今の野党だけでは、いかにもパワーが不足しているので、野党は這いつくばってそういうパワーを蓄積していくべきでしょう。